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「頭痛とカイロプラクティック」

カイロプラクティックで一番多い痛みは頭痛

人間にとって一番の痛みが、頭痛となっています。

というわけで誰でも一度は頭痛を経験しており、実に２０％の人が慢性の頭痛に陥っています。

頭痛というのは単純な診断で収まらず、２０種類以上が存在しているのです。

その内の一つの偏頭痛だけをとってみても、さらに５つもの種類が存在しています。

即ち頭痛の種類に応じて、原因も多数存在していることになります。

 

頭痛の原因

頭痛の原因は、千差万別考えられます。

有毒物質の煙を吸ったり、強烈な明かりをみた場合、さらに鼻洞や目・耳に障害がある場合、高血圧、虫歯、視力に問題がある場合、発熱によるもの、菌の感染、脳腫瘍、てんかん、一酸化炭素ガスを吸ったため、薬物の副作用など数限りなくあるもです。

ただし頭痛として一般的なのが事故を起こした後に生じる「事故衝撃後の頭痛」なのです。

頭痛の原因と考えられるその他の理由

脳から背骨を包んでいるＣＳＦという液体を抜くといった腰部手術をはじめ、各種医療検査が、ひどい頭痛を引き起こす場合もあります。

さらに心のストレスや日常生活の緊張から生じる筋肉の緊張が原因の場合も多く見られます。

性格によって、頭痛を引起こし易い人がいるという研究も発表されています。

実際、頭痛の原因とされるのは何百とあり、まさしく原因を捜し出そうとするだけで頭が痛くなってきます。

頭痛の主な原因として考えられる２つの理由について、以下詳しく説明を加えます。

偏頭痛症候群

慢性頭痛として一番多いのが、偏頭痛症候群と呼ばれるもので、人口の６～８％に生じています。

症候群という言葉は、他にも合併症状が存在しているということで、実際に頭痛が始まる前の症状として、めまいや視野に点が現れたり、白目の部分が充血したり、腫れたり、涙が出たりといった目の問題、筋肉の緊張、過敏症、むかつき、吐き気、便秘、下痢があります。

頭痛の時間としては２～３分から２～３日、さらに頭痛の度合いも、低度の場合から身体が動かせない程の重症の場合と幅広く、場所としてはこめかみが一般的ながら、頭部から顔、首の場合もあります。

群れとなって生じるくる群発性偏頭痛

片一方の鼻の上方位置から、目の後ろ、さらに顔の半分にかけてズキズキとひどい痛みが急激に襲うもので、場合によっては顔にも痛みが及びます。

頻度は１日１回から数回に及び、期間としては数週間から数ヵ月に渡り、繰り返し群れとなって襲ってきます。

しかも、何の前触れもなく頭痛が始まるのと同じように、何の前兆もなく治ってしまうのです。

頭痛の痛みの正体とは？

頭痛というのは、脳自体の痛みではないのです。

面白いことに脳、さらに脳を取り巻く膜組織、頭蓋骨は全く痛みを感じることができません。

というわけで脳手術で切ったり、中を触ったりといじりまわされている最中でも（頭皮をマヒさせるため部分麻酔は施されているが）、患者が医者と話をすることが可能なのです。

となると、頭痛の痛みはどこから来るのかということになります。

問題は痛みに対して非常に過敏な構造にあります。

即ち脳と頭部への動脈に始まり、静脈、さらに脳を包みこんでいる組織、頭にきている脳神経という神経系も関係しているのです。

病原体がこうした器官に感染して、炎症やら圧迫といった刺激に頭痛が起こるわけです。

 

頭痛の治療

頭痛の治療方法は、当然ながら、何が頭痛の引き金となっているかによります。

視力の問題による頭痛であれば、普通眼鏡で解決できます。

さらに鼻や耳の化膿が原因であれば、感染を処理すればよいのです。

ただし偏頭痛を含め大抵の頭痛の場合、鎮痛剤を服用する場合が多いです。

毎年大変な金額が頭痛薬に消費されているのが現実です。

普通の頭痛に対しては、アスピリン系統の薬が使われています。

もっとひどい頭痛に対しては、強力なコディン、その他が投薬されている。

 

常用癖の危険性がいつもつきまとっていることを忘れてはならない。

カイロプラクティックによる頭痛解決方法

カイロプラクティックの立場は、アスピリンなどといった薬とは大分違います。

カイロプラクティックは単に頭痛療法のために存在しているわけではないが、近年大変な数の頭痛持ちがカイロプラクターの戸を叩いてきています。

頭痛の根本原因を治そうというのではなく、単純に頭痛という症状を消そうという通常の医療が持つ基本姿勢をカイロプラクティックでは批判します。

現実として痛み止め薬を何年間も飲みながら、頭痛が全く消えない人がたくさんいる現実を見逃してはならないのです。

こうして薬を飲み続けるのは逆に、本当の原因を隠してしまっている可能性が高いと思われます。

しかも薬を長く続けると、薬なしでは生活できないといった状況に嵌まり込んでしまったり、当然ながら副作用の心配がでてきます。

頭痛に対する背骨の診断

カイロプラクティックでは、神経系統を圧迫する一番の原因となる背中の脊椎亜脱臼を診ます。

定期的に歯を診てもらうのと同じように、背骨も定期的に診てもらうことが必要なのです。

痛みもなく始まる虫歯がいずれ大問題を引き起こすように、症状のないままの脊柱亜脱臼または神経への圧迫が長年続き、その結果身体の他の部分で大問題が起こる可能性があるからです。

カイロプラクティックでは、手を始め、Ｘ線や、温度センサーモニターといった器械も併用しながら、脊柱を診断していき、脊椎亜脱臼なり神経の圧迫を発見し、カイロプラクティック独特の方法で矯正し、緊張を取り除きます。

これがカイロプラクティック療法です。

カイロプラクティックによる自然治癒力

こうしたカイロプラクティックによる矯正を受けた身体は、簡単に自分の治癒力を発揮できるようになります。

カイロプラクティックの矯正は頭痛を直接止めることではなく、背骨における神経系統の圧迫を治すことが重要なのです。

こうして身体が全体としてより健康状態になれば、ますます自分自身の身体を治す治癒力が出てくるわけです。

頭痛に限らずどのような病気であろうと、神経が背骨で圧迫されているか否かが、肉体の健康状態を左右していることを見逃してはなりません。

とにかく頭痛があるならば、先ずカイロプラクティックにより背骨の状態を診てもらうことが必要で、これで頭痛が全て解決する可能性が充分あるのです。

脊柱と頭痛の相関関係

慢性の頭痛を持った患者６０００人を対象とした研究では、頭痛の最大要因は頚椎に問題ありということで、原因不明の頭痛に対してはこの頚椎障害を見つけ出すことです。

ある子供での研究では、慢性偏頭痛を治療するのに背骨矯正が特に効果的だったという報告もあります。

脊柱と頭痛に関する実験結果

頭痛に対するカイロプラクティックの効果を示す報告が、次々と出てきています。

研究結果としては、背骨でも特に首部分が頭痛に関係していることを見いだしています。

「頚椎が原因となっている頭痛が多数あるので、頚椎に特に注目すべきです。」

 

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