ヘルニア治療でブロック注射が効かない場合はカイロプラクティックを検討してみよう

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「ヘルニア治療でブロック注射が効かない場合はカイロプラクティックを検討してみよう」

性別や年齢に関わらず、酷い腰痛で悩んでいる人は数多くいます。

長年病院で治療を受けていてもなかなか効果が得られないという人も多く、そういった人に対してはブロック注射という治療法が選択されることもあります。

腰痛が酷い人なら誰でも1度は耳にしたことがある治療法ですが、効果が高いとされる一方で、注射してみても効かないという声も多いのが現実です。

ブロック注射の具体的な内容と副作用、効かない場合の対策などを知り、後悔なく治療を受けられるように準備しておきましょう。

そもそもブロック注射とは、腰痛の原因となっている神経や周辺組織に局所麻酔の薬剤を注入し、痛みを緩和させる治療法のことです。

痛みを感じにくくさせるだけでなく、血行を改善する効果もあるため筋肉の緊張によって腰痛が発生している場合にも大きな効果をもたらします。

基本的には整形外科や麻酔科などで行われますが、近年は痛みを緩和させるための専門外来であるペインクリニックも増えてきているので、そこでも受けることができます。

この注射では、血流障害などを起こしていると考えられる部分に対して直接局所麻酔薬を打ち、神経を遮断してしまうことで痛みそのものを感じにくくさせてくれます。

炎症によって痛みが発生している場合は、麻酔だけでなく炎症を鎮めるステロイドなどの薬剤も一緒に注入することがあります。

麻酔による痛みの軽減は数時間しか持続しませんが、痛みによって緊張状態にあった筋肉をほぐし、血行を改善させることができるので結果的に痛みを長期間取り除くこともできるのです。

いけば数日から数週間は痛みを軽減させることもできますが、効果がどれくらい現れるかは個人差が大きく、中には全く効かない人もいます。

ブロック注射とひと口に言っても、詳しく見ると注射する部分によって様々な種類に分けることができます。

ブロックと呼ばれる種類は、椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症、ギックリ腰などが原因になっている場合に主に利用されます。

尾骨の近くにある仙骨裂孔という部分に注射針を刺し込み、硬膜外腔に薬剤を注入していきます。

治療そのものは1分程度で終わりますが、その後30分ほどはそのままベッドで安静にしておく必要があります。

硬膜外ブロックは、上述した仙骨裂孔と同じ原因の症状に対して行われます。

痛みが生じている部分の皮膚にまず局所麻酔を行い、脊髄の外に位置する硬膜外腔に薬剤を注射します。約5分から10分ほどは治療に時間がかかり、その後も血圧測定などを行いながら1時間ほど安静にすることになります。

神経根ブロックは、上記2つの注射でも効果が見られないほど強い腰痛に対して利用されます。

レントゲン室などで治療を行うのですが、痛みの原因となっている神経根に対して直接注射します。

これと同時に造影剤も注入し、神経がどのように走行するのかも確認し、原因になっているのがどこの部分なのかを明確に特定することもあります。

これも注射自体は5分から10分ほどかかり、治療後も30分程度安静が必要になります。

椎間板ブロックは、腰椎椎間板ヘルニアや椎間板性腰痛といった椎間板の障害を原因としている場合に利用される種類です。

痛みの治療というより検査目的で行われることが多く、神経根ブロックと同じようにレントゲン室で造影剤を使用しながら行われるケースが多いです。

注射には主にこのような種類がありますが、気になる副作用としては注射そのものの痛みや血圧低下、アレルギーや神経障害に感染症などのリスクも挙げられます。

命に関わるような重篤な症状は非常に稀であり、ほぼ心配ないレベルと言っても構いません。

注射を何度も受けていると癖になってしまうのではと心配する人も多いですが、この治療で利用される麻酔の量は中毒量とされる量のわずか5%から20%程度であるため、禁断症状が出るなどといった心配はまず不要です。

治療を受けた際は、万が一傷口から感染症などに罹患してしまうのを防ぐため、お風呂は我慢したほうが無難です。

また、1度打てば効果が得られるというものではないので、1週間に1回ほどの注射を5回前後続ける必要があります。

その都度費用が発生しますし、全ての行程を終えても確実に効果が得られる保証はないので、過度の期待は禁物です。


日本では麻酔注射によって痛みを取るという行為に怖さを感じてしまう人も多いですが、人によっては驚くほどの効果を得ることもできるので食わず嫌いは損とも言えます。

どんな治療を試してみても腰痛が改善しない場合は、思い切ってブロック注射を検討してみると良いでしょう。

もし一定期間注射を続けても効果が見られない場合は、カイロプラクティックなど病院以外で行っている治療法を試してみるという方法もあります。

効果が得られないのに漫然と注射を続けるのはあまり良いとは言えないので、きちんと担当医と相談して治療を考えていくことが大切です。

 

 

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この記事を書いた人

大須賀 昭 Oosuga Akira

院長
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