寝違えて首が動かない!たったこれだけで痛みが楽になる方法と治し方

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寝違えて首が動かない!たったこれだけで痛みが楽になる方法と治し方

朝起きたら首が動かない...

皆さんも一度は寝違えを経験したことがあるのではないでしょうか?

首を少し動かしただけでも痛みが走り、一定方向にしか首を動かすことが出来ず家事や仕事にも影響してしまうので、少しでも何とかしてほしい!と思いませんか?

また放っておけば治ると思っていたらその日の夜も、次の日も痛くて痛みで眠れず寝不足になったなんてことないですか?

寝違えがどうして起きてしまうのか?その原因を知り、寝違えてしまった時にどうすれば早く治るのか是非知っていただければと思います。

そもそも寝違えの原因って何?

1、睡眠時の姿勢

寝ているときに通常は体勢が苦しければ、無意識に寝返りをうって首に負担がかからない体勢をとろうとします。

ですが、そもそも寝ている場所が狭い、枕が合っていないなど首にとって不自然な状態が長く続いたり、過労や泥酔状態などによって、寝返りがうてないでいると長時間首回りに負担がかかりすぎて筋肉や靭帯などを痛めてしまうことで寝違えが起きてしまうのです。

また、普段から首や肩周りが痛い、肩こりの方が寝返りが出来ない状態でいると筋肉などが固まってしまい、その状態から動かそうとした時に寝違えを起こしてしまうこともあります。

2、首回りの動きの悪さ

これは特に普段から肩こりの方や肩周りがだるくなる方に多くみられます。

自覚があればいいですが、自分が思っている以上に首の動きが悪くなっている人は非常に多いです。

首の動きが悪いと寝返りをした時や、首の動きが悪いのにもかかわらず寝返りが出来ない状態、寝返りをした時にそれ以上曲げられないのに無理に曲がってしまった時などに寝違えを起こしやすくなってしまいます。

首の動きが悪い時は首だけが問題ではなく、肩甲骨のバランスなども調整して治すことが重要です。

3、内臓の影響

寝違えをよく起こしやすい方で、いつもどっちかばっかり寝違えを起こすということはありませんか?

その場合はもしかしたら内臓が原因かもしれません。

もし、いつも右側の首ばかり寝違えを起こすのであれば「肝臓の疲れ」が原因かもしれません。

肝臓が疲れてくると肩甲骨の内側にある「菱形筋」という筋肉が緊張しやすくなります。

菱形筋は背骨に直接付いているため、この緊張が続き背骨を引っ張り続けると身体の歪みが発生します。

右側の菱形筋の緊張で首は左には向きやすいのですが右に振り向きづらくなります。

人間は楽な方、楽な姿勢で寝ようとするので身体は仰向けで寝ていても知らない間に首は左を向いています。

その状態で何時間も寝ていることによって寝違えになってしまうのです。

右側の寝違えの反対に、いつも左側の首ばかり寝違えを起こす場合は「胃の疲れ」が原因かもしれません。

右側の菱形筋は肝臓と繋がりがありましたが、左側の菱形筋は胃が疲れていると緊張しやすくなります。

肝臓と同じメカニズムで胃の疲れによって左側の寝違えを起こしやすくしてしまいます。

肝臓はアルコール、また脂っこいものの摂りすぎによって疲れやすくなり、胃は甘いものや単純に食べ過ぎによって負担がかかりやすくなるので注意しましょう!

寝違えてしまった時にまずはすること、してはいけないこと

まず寝違えてしまった時は冷やすことが大切です。

寝違えた時、特に強い痛みの時は中で炎症が起きているのでまずアイスノンや保冷材でも構わないので冷やすことが大切です。

目安は痛みが強い時は出来れば朝・昼・晩と1日3回程、15~20分冷やすようにして下さい。

また、湿布を貼れば冷えていると思っている方が非常に多いですが、湿布は冷やす効果はなく、冷たく感じるだけなので冷やすために湿布を貼るのは効果がないので、しっかりとアイスノン等で冷やすようにして下さい!

寝違えた時にしてはいけないこと

1、首、肩周りを温める

痛みがある時は温めると良いと思う方は多いと思いますが慢性的な痛みや強い痛みではないときは有効的ですが、寝違えの時などは先ほども説明したように中で炎症が起きている状態です。

炎症が起きているところを温めてしまうと症状が酷くなることが多いので、温めないように注意して下さい。

また、同様にお風呂もシャワー程度にするか首・肩周りは温めないようにして下さい!

2、マッサージをしないこと

痛いからと言って誰かに揉んでもらったり、自分で揉んだりすると悪化することが多いです。

寝違えをした時は痛みを感じるところはマッサージしないようにしましょう!

どうしても治療に行けないときはどうしたらいい?

痛みがあるけど治療院が休み、営業している時間に間に合わないが痛みがツライなど、どうしても治療に行けないときは、ご自身でココを自分で治療してみて下さい!

1、母指球筋

母指球筋とは手の親指の付け根のふっくらしているところです。

この部分は肩こりの治療にも使われるほど首・肩周りの筋肉と関係性が強いです。

また内臓が疲れている場合なども凝りやすい場所なので内臓からの寝違えにも効果的です。

母指球筋のストレッチ

1、生命線の指1本分親指に近いところ辺りが特に凝りやすいのでその部分を反対の親指で気持ちいい程度に圧迫します。

2、圧迫をしたまま押された方の親指を回したり動かしたりしてストレッチをします。

2、広背筋

この筋肉は特にデスクワークを長時間していて猫背の方はずっと伸ばされている状態になっていてずっと負担がかかっていることが多いです。

その負担が繋がりによって首にも影響し、寝違えを起こしてしまうことも多いです。

広背筋のストレッチ

1、痛みがある方の脇に反対の手の先をグッと入れ込みその状態で首を動かしてみて下さい。

2、首を動かしたときに少し楽になるのであれば、入れた手を少し揺らすような感じで振動させてください。この時あまり痛みがあまり変わらない場合はこのストレッチは行わないでください。

3、30秒~1分ぐらい振動刺激を与えてほぐします。

このストレッチで痛みが楽になることが多いですが全ての痛みが取れるわけではないので、どうしても治療に行けないときや自分でのセルフストレッチとして活用してみて下さいね!

 

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この記事を書いた人

大須賀 昭 Oosuga Akira

院長
資格柔道整復師免許(国家資格)

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