足の「冷え性」は骨盤、股関節に原因あり!自宅で出来るセルフストレッチをご紹介!

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足の「冷え性」は骨盤、股関節に原因あり!自宅で出来るセルフストレッチをご紹介!

多くの冷え性の方は、特に1年中足が冷たく、血行不良のため内臓も冷えて、自律神経も乱れがち。

夏の暑い時期でも脚が冷えて眠れない...

身体は暑いのに脚だけ寒いなんてことはないですか?

そんな冷え性は、特に女性に多いのです。

なぜ女性に多いかというと、様々な原因があります。

原因の多くが自律神経の乱れや無理なダイエット、筋力不足またはホルモンバランスなどに深く関係しています。

冷え性の主な原因と症状

1、血行不良

一番多い原因でもあり一番治りやすいともいえるのがこの血行不良による冷え性です。

血管は全身を張り巡らせており、また筋肉の中にも血液は流れています。

イメージしてもらいたいのですが筋肉の中に血管が通っていて、筋肉自体が縮こまっていると血行が悪くなります。

つまり筋肉が固いせいで血行が悪くなり冷え性になっていることがあるのです。

もちろん筋肉だけのせいだけではなく、リンパなどの流れが悪くても冷え性になります。

2、筋力不足

身体から熱を作り出すにはどうしても筋肉や脂肪が必要です。

そのため、どうしても痩せている女性や普段からデスクワークでずっと座っている方などは、冷え性になりやすい傾向にあります。

血液は心臓から身体全体に送られますが、心臓の力だけではなく筋肉がポンプの役割も果たしており、特にふくらはぎは第2の心臓とも言われ、足先まで血液を送り、反対に足に行った血液をしっかり心臓まで戻す役割を果たしています。

なので、筋力不足だとそのポンプ作用が弱いことで冷え性になりやすくなってしまいます。

3、自律神経の乱れ

自律神経は緊張や活動しているときは「交感神経」が働き、反対にリラックスしているときは「副交感神経」が働いています。

この二つの神経がうまくバランスをとって身体が正常に動いているのですが、このバランスが崩れてどちらかが極端に優位になると、血管の収縮や拡張のシステムがうまく働かなくなり、その結果血行が悪くなってしまいます。

4、女性に多い更年期やホルモンバランスの乱れ

女性の身体は、女性ホルモンの影響を大きく受けます。

更年期やストレスなどによってホルモンバランスが崩れると内臓の冷え内臓の機能低下に繋がり冷え性になりやすくなってしまいます。

またホルモンバランスが崩れることによって自律神経の乱れにも繋がります

冷え性の主な原因のなかでも1の血行不良は原因の中でも一番多い原因だと紹介しました。

特に血行不良が起こりやすい場所と改善するためのセルフストレッチを紹介したいと思います。

血行不良が起こりやすい場所

1、股関節

股関節の鼠径部には、足に流れていく大きな動脈や静脈、そしてリンパなどがすべてこの鼠径部を通っていきます。

この場所の血流が悪くなると足に行く血行がすべて悪くなってしまいます。

その原因となるのが「腸腰筋」という筋肉です。

腸腰筋は鼠径部の血管やリンパが通っている場所の上を走行しているため、腸腰筋が固くなっていると血管やリンパを圧迫し血流を悪くしてしまいます。

この腸腰筋は腰痛の原因にもなっていることが多いので腰痛があってなおかつ冷え性な方は、腸腰筋が原因で冷え性になっているかもしれません!

冷え性のチェック項目

冷え性のタイプを診断チェックしてみましょう

あなたの冷え性はどのタイプ?

チェック項目に答えて4つのタイプのうち1番多くチェックしたところがあなたの冷え性タイプです。

冷え性レベル1:典型的な手足の末端冷え性タイプ 

症状)

・手足が冷たい

・肉や魚などを食べない

・運動をあまりしない

・ダイエットをしている

・爪が割れやすい

対策法)

足湯で保温効果を高めます。

末端冷え性の方は、足湯がおすすめです。

効果を高めるならば、お湯に黒酢を含めるとより保温効果が持続します。

また黒酢には温泉成分と同じミネラルが含まれ、解毒作用により新陳代謝が高まります。

体を温める食事を摂取し、日頃から軽い運動を心がけましょう。

冷え性レベル2:内臓の冷え性タイプ 

症状)

・胃腸が弱い

・夕方になると脚がむくみやすい

・生理痛がひどい

・筋肉量が少ない方だ

・爪が割れやすい

対策法)

白湯を飲んで内臓が温められると体の芯から全身の血行がよくなります。

1日に何回かに分けて飲むのとよいです。

主に下半身が冷えるタイプの冷え性。腹巻きや靴下の重ね履き、足を使う運動をして下半身が冷えないようにしましょう。

冷え性レベル3:進行型ほてり冷え性タイプ

症状)

レベル1〜2の症状が進行した症状

対策法)

主な原因は自律神経の乱れによるため、ストレスをうまく解消することです。

炭酸ガス入りの入浴剤で、38~40℃のぬるま湯に20~30分浸かりましょう。

全身の血行促進や疲れをケアする働きが期待できます。

冷え性レベル4:全身冷え性タイプ

症状)

1年中低体温で寒さを感じるタイプの冷え性です。

食事では、タンパク質をしっかり摂り、バランスのよい食事を心がけ、日頃から軽い運動を心がけましょう。

放置すると病気に原因となることも。

対策法)

ウォーキングを行うことで、基礎体温の上昇に効果があります。

1日約30〜40分程度のウォーキングを、週4~5日継続することで効果を期待できます。

冷え性によい食べ物は?冷え性によい漢方とは

冷え性を改善するには、体の中から温めることが大切です。

体を温める効果がある根菜類や発酵食品などの食べ物を摂るように習慣づけましょう。

体を温めるには、どんな食べ物がいいの?

魚では、鮭、まぐろ、サバ、イワシなど

野菜では、かぼちゃ、人参、ごぼうなど

その他、生姜、唐辛子、味噌、醤油など

の食べ物には、体を温める効果があります。

体を温めるには、どんな飲み物がいいの?

紅茶、ほうじ茶、ウーロン茶、赤ワイン、日本酒など

色の濃い茶葉を発酵させる飲み物は、体を温める性質があります。

冷え性によい食べ物とは?冷え性によい漢方は?

冷え性に良い食べ物は、血行不良の原因によい、蛋白質、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれているバランスの良い食事を摂ることです。

エネルギーや熱を作るのには、内側から冷えを改善していくこともが重要です。

気を付ける点は、ファストフード、インスタント食品、スナック菓子などの偏った食生活はやめ、ビタミンやミネラルなどの栄養素が多い食べ物をしっかり摂取することです。

漢方薬を飲む

人間には、本来自然治癒力というものが備わっています。

その自然治癒力を活かし、体質を改善する漢方薬は、冷え性の改善にも効果が確認されています。

末端冷え性に効果がある漢方薬には以下のものがあります。

葛根湯(かっこんとう)

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

加味逍遙散(かみしょうようさん)

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

桃核承気湯(とうかくじょうきとう)

温経湯(うんけいとう)

末端冷え性の改善方法

冷え性のセルフケアストレッチによる対策

腸腰筋のストレッチ

腸腰筋のストレッチは色々やり方がありますが今回は椅子を使った簡単なストレッチ方法を紹介したいと思います。

1、後ろに足を伸ばすことが出来るよう椅子を横にしてお尻の半分で腰かけます。

2、お尻がかかっている方の脚は90°に曲げ、背筋をしっかりと伸ばし、かかっていない方の脚は後ろに最大限伸ばします。

3、このストレッチは伸ばした方の腸腰筋のストレッチになるので、最大限伸ばしたところで20~30秒キープします。

ふくらはぎ

ふくらはぎの筋肉は初めにもお話した通り「第二の心臓」とも言われており足への血液循環で欠かせない所です。

つまり血液を循環させるポンプ作用があるので、ふくらはぎが固いことで足にいく血行が悪くなりますし、足に行った血液を心臓に戻す力も弱くなるために足の血液循環が悪くなり、その結果冷え性になってしまいます。

ふくらはぎのストレッチ

1、壁に手をついてかかとをしっかりと地面につけたまま片足を後ろに伸ばします。

2、この際、肩の力を抜いて肘を伸ばし、さらに背筋もピンと伸ばします。

3、腓腹筋を伸ばしたところで20~30秒程キープします。これを左右3回ずつ行ってください。

筋肉の硬さによる血行不良による冷え性であればある程度、ご自身でも続けていくと改善することもあるので、ぜひ毎日継続して行ってみて下さい!

 

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この記事を書いた人

大須賀 昭 Oosuga Akira

院長
資格柔道整復師免許(国家資格)

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