肩こりで首が痛い時の解消方法

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「肩こりで首が痛い時の解消方法」

日々、長時間のデスクワークや時間さえあればスマホを操作することによって起こる肩こりや首の痛みを訴える方が非常に多くなっています。

長時間パソコンやスマホを操作することによって、姿勢が悪くなると肩こりになってしまうのは皆さんもご存知のことだと思います。

ではなぜ肩こりによって首まで痛くなってしまうのかを知っていますか?

そこで今回は、肩こりで首が痛くなってしまう原因やその解消方法についてお伝えします。

肩こりで首が痛い原因とは

肩こりの主な原因は、姿勢の悪さによる首から肩、背中にかけての筋肉の緊張と肩甲骨への無理な負担で起こる首や背中の骨がずれることで神経圧迫による血流障害です。

肩周りの筋肉はそのほとんどが首から肩甲骨に付いています。

そのため首や背中、肩甲骨が歪んでしまうと肩周りの筋肉が正常な筋肉の長さよりも伸ばされたり、反対に縮んだりすることによって肩こりが起きます。

また、首から肩甲骨は非常に密接な関係性にあり、肩甲骨が歪むと首の動きが悪くなります。

このような首こりの症状が続くと、肩こりから首の痛みが生じてしまうのです。

肩こりで首にしこりがある時は何科にかかればいいの

肩こりで首にしこりがある場合にかかる専門分野は、耳鼻咽喉科になります。

以外と思う方も多いかと思いますが、こういった頚部疾患は耳鼻咽喉科の領域です。

首にしこりがある場合で多いのがウイルス性や細菌性によるリンパ節炎によるものです。

このリンパ節炎の場合は、しこりを指で押さえると軽い痛みがあり1㎝以上の大きさにはならないのが特徴です。

しこりが1㎝以上の大きさになって強い痛みがある場合は化膿性リンパ節炎の可能性があるので早急に医療機関にかかるようにしましょう。

また、しこりがどんどん大きくなって2㎝以上になったが痛みがない場合は悪性リンパ腫やがんのリンパ節転移なども考えられるので、早期に詳しい検査が必要になります。

肩こりと首こりによる頭痛解消方法

肩こりや首こりがあると起きやすくなるのが頭痛です。

肩こりや首こりの頭痛で多いのが緊張性頭痛といって肩や首の張りによって引き起こされる頭痛になります。

ご自身で出来る肩こりと首こりの解消方法は首こりや頭痛に関連するツボを押してあげることです。

そこで誰でも分かりやすく簡単なツボをいくつか紹介したいと思います。

・風池

風池は頭の後頭部と首の境にあるツボです。

場所は首の後ろの左右のスジに手を置きそのまま頭に方に向かって上へ滑らしていきます。

髪の生え際まで来たら左右外側のくぼみの場所が風池になります。

この風池は、頭痛に効果があるだけではなく目の疲れや風邪の症状にも効果があるとされています。

頭痛のために効果がある風池の押し方としては、顎を引きながら風池を押しそのまま押した両方の親指をクルクルと円を描くように30秒程マッサージすると非常に効果的です。

・百会

このツボは皆さんも知っているかと思いますが頭のてっぺんにあるツボです。

正しい場所は、左右の耳の穴からそのまま頭の上にたどっていき、左右がちょうど交わる頭のてっぺんが百会です。

この百会も頭痛に効果があるだけではなく、全身にも効果があります。

その他、不眠などの自律神経症状にも効果があります。

効果的な百会の押し方としては百会周辺の頭のてっぺんの一番固い所を探してもらいそこを30秒程気持ちいいと思う強さでマッサージしてみて下さい。

肩こりからの首の痛み対策とは

肩こりからの首の痛みの原因としては

・長時間の同じ姿勢でのデスクワーク

・眼精疲労

・ストレスによる緊張

・自律神経の乱れ等があります。

これらに対して首の痛み対策としては、まずは仕事の環境から見直しましょう。

長時間の同じ姿勢でのデスクワークや眼精疲労は日々の長時間のパソコン使用によって影響を受けています。

この毎日の積み重ねが姿勢の悪さに繋がり肩こりの原因になるのです。

そこで、今一度仕事の環境を見直していただき、パソコンの位置は姿勢に負担になっていないか、パソコンを使用する際に目線が真っ直ぐよりも下になっているか、イスと机の高さが合っているか、座っている姿勢が悪くないかなどをチェックしてみましょう。

長時間同じ姿勢でデスクワークを行っていると肩周りは血行不良になりやすく、肉体的にも精神的にもストレスが溜まりやすくなります。

普段から姿勢改善や体をリラックスできる時間があればいいですが、なかなか時間が取れない方は
休みの日に軽い運動で汗をかいたりストレス発散できるように心がけてみましょう。

肩こりと首こりの解消方法

肩こりと首こりの原因の一つは、肩甲骨への無理な姿勢、首、肩の疲労物質の蓄積によるものです。

そこで、肩こりと首こりを解消するためにもここでは肩甲骨のストレッチをひとつ紹介したいと思います。

肩甲骨のストレッチ

①、両手で両肩先の服をつまみます

②、つまんだ状態のまま肘を大きく回します。(この時、肩ではなく肩甲骨を回すということを意識してください)

③、これを片方ずつ10回行い、さらに反対回しも行ってください。

肩こりと首こりの筋トレ方法

肩こりと首こりに対する筋トレは様々あります。

その中でもダンベル等を使って行う筋トレ方法もありますが、ダンベル等を使う筋トレは負荷が強いため痛みを強めてしまうこともあるのであまりオススメはしません。

器具を使わずテレビを見ながらでも簡単に出来るトレーニング方法があるので今回は首や肩に負荷がかからない筋トレ方法を紹介したいと思います。

アームリフト
このトレーニング方法は女性の方はバストアップにも効果的なので是非続けて行ってみて下さい。

①、椅子に浅く腰掛け、背筋を伸ばした状態で顔の前で手のひらと両肘を合わせます。

②、手のひらと両肘に力を入れて押しあったまま、両肘をゆっくりと上がるところまで上に上げて顔の位置まで下げる動作を繰り返します。

③、これを1日2セット、初めは5回でいいですが慣れてきたら10回はやるようにしましょう。

肩こりと首こりに効果ある運動

肩こりと首こりグッズ

肩こりや首こりに関するグッズはありとあらゆるものがあります。

首に張ったり撒いたりして温めて血行を良くするものや、ツボ押しをするマッサージ機や、肩こりや首こりが楽になるピローや枕など、本当に様々なグッズがショッピングモール等でも売られています。

逆にこれだけ様々な種類の関連グッズがあるとどれがいいのか迷ってしまいますよね?

そこで身体の専門家の目線でオススメできるグッズを紹介したいと思います。

グッズのなかで一番オススメしたいのはストレッチポール系のグッズです。

これはなぜかというと、ツボ押し系のマッサージ機だとピンポイント過ぎて刺激が強すぎて逆に筋肉を緊張させてしまいます。

その点ストレッチポール系だとソフトに刺激することが広範囲にかけてストレッチをすることが出来ます。

またストレッチポール系はストレッチを行うだけではなく姿勢の矯正を行うことも出来るので非常にオススメです!

肩こりと首こりの時、ネックレスの効果は?

一時期肩こりのネックレスが凄く流行った時期が昔ありました。

現在も様々な肩こりや首こり効果があるとされるネックレスは色々な種類がありますが、果たして本当に効果があるのかと思っている方も多いのではないでしょうか?

ネックレスの効果としては正直付けてみないとわかりませんが、安いものはあまり効果がないのですが、医療機器として認定されているものは実験やデータに基づいて作られているので効果があるかもしれませんがこれも個人差があります。

全ての人に効果があるとは言い切れませんが安いものではなく中間ぐらいのものを一度試してみるもいいかもしれません。

まとめ

肩こりで悩まされている方は本当に多いです。

治療を行って治すことも非常に重要ですが、治療を行う時間よりも日常生活の時間の方が圧倒的に多いので、その日常生活の時間でいかに悪い姿勢にならないようにするか、普段から行える体操や運動をするかということも非常に重要です。

是非、テレビを見ている簡単なすきま時間でも行えるので手軽に始められることから始めてもらえればいいですし、それを継続して頂ければと思います!!!

 

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この記事を書いた人

大須賀 昭 Oosuga Akira

院長
資格柔道整復師免許(国家資格)

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