スポーツ障害である「オスグッド病」の原因と治療法

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スポーツ障害である「オスグッド病」の原因と治療法

オスグッド病は思春期の子供に多い疾患の一つです。

膝のでっぱっているところが痛くて病院に行くと「成長痛」だと診断されます。

この痛みは本当に成長痛だと思いますか?

もし「成長痛」が原因であればその成長時期の子供はみんなオスグッド病になってもおかしくないですよね?

では、なぜ思春期の子供全員がなるわけではないのでしょうか?

それには原因があります。

オスグッド病の原因は?

そもそもオスグッド病とは何かを説明したいと思います。

オスグッド病の発症時期は、大体思春期である中学生の12~15歳ぐらいの子に多いです。

オスグッドの痛みが出る場所は、膝のお皿がある下の部分から膝の下にある脛骨粗面にかけての狭いエリアにかけて痛みが出ます。

症状が強くなると脛骨粗面の一部がはがれてしまったり、大きく隆起し変形してしまうこともあります。

太ももの前の筋肉は大腿四頭筋といい、骨盤から始まりその名の通り四つの筋肉が集まり膝のお皿に付き、膝のお皿の下から今度は靭帯として膝小僧の下の脛骨粗面と呼ばれる場所に付きます。

思春期の子供は体が成長している段階なので、その時期に激しいスポーツやジャンプなど膝に負担がかかることで、脛骨粗面に付いている部分が何度も引っ張られることで脛骨粗面が徐々に突出し痛みが生じてきてしまいます。

多くはスポーツや部活をいったん休んでいると痛みは引いてきますが、再開すると痛みが再発することが多いです。

オスグッドの本当の原因

1、大腿四頭筋の硬さ

オスグッドの一番の原因は太ももの前側の筋肉である大腿四頭筋の硬さです。

大腿四頭筋が異常に固くなってしまったことで、脛骨粗面に付いている部分を、いつも以上にグイグイ引っ張ってしまいます。

筋肉が付いている付け根のところはより牽引力やコリなど固く負担がかかりやすく、オスグッド病の場合も大腿四頭筋の付け根である脛骨粗面のところにより負担がかかりやすくなります。

特に大腿四頭筋は大きな筋肉で力も強いので、その引っ張りに耐えられなくなると脛骨粗面の部分がボコッと出てしまいます。

つまり、オスグッド病は大腿四頭筋の硬さによって、過度の引っ張りによる牽引痛なのです。

オスグッド病を直すためにはまずこの大腿四頭筋の硬さを取ることが必要ですが、身体の繋がりによって脛の前側の筋肉も一緒に固くなっていることが多いです。

また、人によっては同じつながりでお腹の筋肉まで固くなっている方もいるので早く改善するためにはそれらも一緒に治療して上がることが改善への近道です。

2、骨盤の歪み

同じスポーツで同じだけ練習してもオスグッドになる人とならない人がいます。

また片膝はオスグッドで痛いのにもう片方の膝は何ともないということもあります。

オスグッドの大きな原因は大腿四頭筋の硬さなのでその原因を作ってしまうのが骨盤の歪みです。

骨盤の歪みのなかでも骨盤が後傾していると大腿四頭筋がより固くなってしまう原因になります。

骨盤が後傾してしまう原因は日常生活の姿勢の悪さで、猫背が続いていると骨盤は後傾してしまいます。

骨盤が後傾に歪んでいると大腿四頭筋は常に緊張した状態になり固くなってしまいます。

つまり、普段から姿勢が悪いとそれだけで大腿四頭筋は固くなりオスグッドになりやすい状態を自ら作ってしまっているのです。

オスグッドを改善するために控えること

オスグッド病は練習を続けながら治すことはオススメ出来ません

なぜなら、治療をして筋肉がほぐれていい状態になってもスポーツや練習で同じ負担をかけてしまうとまた固くなってしまいます。

せっかくよくなっても一進一退でなかなか前進することが出来ません。

そうならないためにも、せめて2週間は練習をしっかり休むことをオススメします。

オスグッドで一番よくないことは痛みを我慢しながら練習を続けてしまうことです。

我慢して続けた期間が長ければ長いほど治るまでの期間も長くなってしまいます。

また、痛みがある中練習を続けていてもどうしてもパフォーマンスは下がります。

一度しっかりと練習を休み、身体を休めて立て直すことが早く復帰するためにも必要です!

自宅で簡単に出来るオスグッドのセルフケア

筋肉を早く回復しほぐすには筋肉を温めて血流を良くすることです。

疲れていたり夏場はどうしてもシャワーだけになりがちですが、しっかりと20~30分湯船に浸かりましょう。

お風呂に入った状態であれば筋肉が温まりほぐれると痛みも軽減するので、湯船に浸かりながらストレッチもしましょう。

1、ある程度お風呂で温まったら湯船に浸かりながら正座をします。痛みが強く正座が出来ない場合はお尻とかかとの間に何か挟んで下さい。

2、30秒以上正座をし、これを毎日繰り返し行ってください。

3、正座がスムーズに出来るようになったら今度は正座のまま両手を後ろに付き、身体を後ろにそらすようにして片膝を浮かし脛の前側をストレッチします。

4、これを30秒を3回繰り返してください。

オスグッドを早く治すためには、なによりも練習をしっかり休んで身体を休めてあげること、治療だけではなくご自宅でもケアを続けてもらうことが何よりも大切です!!

 

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この記事を書いた人

大須賀 昭 Oosuga Akira

院長
資格柔道整復師免許(国家資格)

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