首の骨が神経を圧迫された時の治療法

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「首の骨が神経を圧迫された時の治療法」

Q:手のしびれ、首の痛みのため整形外科でレントゲンを撮ってもらったところ、原因は頚椎(首の骨)の変形によって神経が圧迫されているため手術を勧められています。

手術は、首をメスで切って開き、圧迫している骨を削って、首に人工骨で補強固定するという方法です。

首の手術ということで、体にメスを入れることに抵抗があり、なかなか決心がつきません。

いろいろネットなどで手術以外の治療法を探して、何とか手術をしないで自然に治すことはできないかと考えています。

そこで、少し耳にしたのですが、カイロプラクティックによる徒手矯正で神経圧迫を取り除く治療法です。

手術以外の治療方法がないか、藁にもすがる思いです。よろしくお願いします。


A:頸椎の変形によるものは、椎骨の変形及び椎間板の変性が原因となるもの、椎間板ヘルニアも伴う複合型も考えられます。

まず、治療の流れは、年齢や日常での生活状況、レントゲン写真を参考に診断、治療を進めることが必要です。

その中で下記の代表的な疾患があります。

頚椎(首の骨)が原因で起こっている痛み

日常よく見られる肩こり、頭痛、腕の痛みや手のしびれの症状は、もしかすると頚椎に問題があるかも知れない危険信号です。

私たちが日常行っている動作、例えば手を伸ばしたり、物に触れて指先で感じたり、運動と感覚を司っているのは実は頚椎(首)からきている神経です。

その神経レベルに障害が起こると、首の痛み意外に、肩から腕へ走るような痛み、しびれの症状が発症します。

こういった症状が出ているということは、すでに神経が圧迫を受けて、神経障害が起きているサインなので出来るだけ早期に診察を受け、適切な治療を受けることが望ましいです。

頚椎(首の骨)に問題がある代表的な疾患とは

頚椎に問題がある場合には、きちんと原因を明らかにして的確な治療をする必要があります。

代表的な疾患に椎間板ヘルニアと変形性頸椎症があります。

頚椎椎間板ヘルニア

頸椎のサブラクセーションが起きると次第に椎間板へのストレスが加わり、やがて椎間板がストレスに耐えられなくなり、ヘルニア=椎間板が出っ張るようになります。

そして加齢変化も加わることで、さらに悪化することになります。

変形性頚椎症

長年椎骨のサブラクセーションを放置したままにしておくとやがて加齢とともに骨と骨の椎間が挟まくなり、クッションの役割をしている椎間板が潰れ、神経を刺激することによって起こります。

中高年以降に多く、突然発症することもあります。

骨の変性及び椎間板の変性によって神経が圧迫されると、首の痛みや肩こりに加えて、肩から腕、腕から手の痛みやしびれを感じるようになります。

カイロプラクティックは、世間では整体と混合されて正しい治療が日本では行われていないのが実情です。

その中でも正統派カイロプラクティック治療を受けることが神経を回復させるための唯一の手段であります。

まず手術以外の治療法考えると、首の骨を正しい位置に戻すには、現在カイロプラクティック以外に治療法はないと言っても過言ではないでしょう。

現在の原因、症状である首の骨が神経圧迫を受けている状態を改善するには、カイロプラクティックのテクニックで一番難しいと言われているガンステッドテクニックで精度の高い矯正を受けない限り、神経圧迫は生涯取り除くことはできません。

カイロプラクティックは、「ボキボキ」されて痛いというイメージがありますが、正しい治療を行えば、骨のずれが矯正されることにより神経圧迫が取り除かれ、自然治癒力が格段と高まります。

首の骨が神経を圧迫する過程とは、日常生活の中での姿勢、動作、運動や交通事故によるむちうちなどで頸椎がサブラクセーションという、首の骨のずれが生じるようになります。

首の骨がずれると、椎間板にストレスがかかると関節の可動域が失われるようになり、筋肉や靱帯にも負担がかかるようになります。

この状態が続くと、神経圧迫が次第に起こるようになり、その頸椎のレベルにより痛みやしびれが発症するようになります。

痛みやしびれは、この状態が改善されるまで永遠に続きます。

やがて5年、10年、15年と年月が経つに従い、骨が変性し骨増殖及び骨棘が神経根を圧迫している状態に移行するようになります。

また骨棘は、年齢と共に進行し悪化していきますので、症状しだいでは、整形外科を受診するといずれ手術を受けなければならない状況に追い込まれます。

当院へ受診された方でも、手術をしたが症状が改善されず来院されます。

残念ながら固定術をされると、骨が動かなくなり、当然関節の機能も失われた状態になっています。

カイロプラクティックを受けるには、この固定されているプレートを外さない限り治療は行えません。

手術をした結果、周りでも症状が改善される方 、症状が軽減された方、あまり改善されない方もおります。

手術、保存療法どちらにせよ、症状が軽い方ほど早期回復に至ります。

 

 

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この記事を書いた人

大須賀 昭 Oosuga Akira

院長
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