交通事故「むちうち損傷」による頭痛と手のしびれの対処法

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交通事故「むちうち損傷」による頭痛と手のしびれの対処法

交通事故に遭い、まず一番のけがと言えばむち打ちによる頸椎捻挫ではないでしょうか?

むち打ちとは、衝突による衝撃で頸椎が前後鞭のように揺れることから言われています。

そんなむち打ち損傷後の首の痛み、頭痛、手のしびれ等の対処法について解説致します。

むち打ち損傷は、病態メカニズムを正確に特定されていないと、処置が適切に行われず、治るまでに相当の期間を要すことになります。

ある程度、改善することは出来ても、頸椎カーブのジョージスラインが不完全であるとやがて慢性肩こりや頭痛持ちとなってしまいます。

そうならないためにもしっかり「完治」を目指した治療を初めから行うことです。

むちうちでけがをするとまずは病院または整骨院?

一般的に事故後は、医療機関でレントゲン写真を撮り、頸椎捻挫と診断を受け、飲み薬と湿布薬、その後経過観察という流れです。

リハビリを希望の方は、整骨院で電気療法及びマッサージ、運動療法などの施術がほとんどです。

交通事故での施術も年々保険会社の打ち切りが早くなり、大抵3~6ヶ月で示談ということになります。

以上の事から、保険を使って治療を受ける場合、長くて6ヶ月以内に改善しなければ、その後は保険が適応とならないため、自費での治療となります。

現在の医療では、上記の施術しか行えないため、完治はほぼ難しいと思われます。

では、どのような対処、施術法を受ければ完治するのかは、事項で述べたいと思います。

むちうちの原因と症状とは、むちうちは自然に治るの?

むち打ちと言うと交通事故が原因と思われがちですが、原因はその他スポーツなどでも起こります。

例えば、ラグビーやアメフトなど衝突のあるスポーツでも、むち打ち損傷があります。

大抵事故翌日になってから症状が増強してきます。

稀に、1週間後位経ってから症状を感じる方もおられます。

むちうちによる頭痛はいつまで続くの?むちうちのリハビリ期間はどのくらいかかるの?

整形外科や整骨院・接骨院に通い治療をしていて、「1ヶ月前から頭痛や手の痺れがでてきた」このような症状はよくあるご相談内容です。

今まで医師からは、ロキソニンとミオナール等の薬を処方され、毎日飲んでいますが様子を見てくださいと言われていますが、改善される感じがしません。

よくある説明です。

レントゲンやMRI画像検査もしても特に問題はありません。

むちうちのリハビリ期間はどのくらいかかるの?

ムチウチによる頭痛や手の痺れはどのくらいで治るのでしょうか?

頭痛や手の痺れは、神経の圧迫等によって起こる神経症状です。

軽いムチウチなら整形外科や整骨院のリハビリで良くなりますが神経症状を伴うむちうち損傷に関しては、神経圧迫を起こしている椎骨サブラクセーションの状態をレントゲン検査で見つけ出す必要があります。

まずは原因特定をした上で、手のしびれの原因である神経根の圧迫を頸椎の矯正によって改善できるのです。

むちうちによる病院での診断

むち打ちになったら、まず最初は整形外科に受診して診断を受けましょう。

理由は、長期治療が必要になった場合と損害賠償請求時に診断書が必要となるからです。

診断書は、医師のみが作成でき、整骨院・接骨院では診断書が原則として書けません。

従って、必ず受傷後一度は整形外科に行く必要があります。

後々首が痛いのに治療を中止ということにならないためにも事故後は、必ず整形外科に受診しておきましょう。

検査は、レントゲン写真になります。

治療が長引いたときなどは、保険会社からMRI画像の依頼がある場合もあるので、レントゲン以外にも精密検査が必要な時もあるのでその際は医師と相談しましょう。

むち打ちによる頸椎捻挫の多くは、筋肉や神経などレントゲンでは異常が見つかりにくい損傷になります。

レントゲンで異常がなくても、首や肩の痛み、腕・手のしびれなどはよくある症状です。

整形外科では、診療時間が早く、通院時間がなかなか確保できなかったり、湿布と飲み薬だけで、治療やリハビリが思うようにできません。

ですが、手技療法を主体とした整骨院・接骨院では、むち打ち症の治療を得意としているところがあります。

整骨院・接骨院では、時間も夜遅くまで受付しているところもあるので、仕事で帰りが遅い方でも安心して通院することができます。

以上の事からも整形系外科よりは整骨院・接骨院の方がマッサージなどの手技などを施してくれます。

むちうちによる後遺症と治るまでの期間

病院に行っても湿布と薬をもらうだけ・・・これでは痛みやしびれが治まらない。

また事故に遭ってから頭痛がするようになったなど・・・このようなむち打ちによる痛みや事故後のしびれに悩まされる方は少なくありません。

むち打ち損傷は、主に目立った外傷がなくレントゲンでも異常が見つからないために、後々後遺症になる場合もあるので厄介な怪我とも言えましょう。

むちうちによる痛みやしびれが治るまでの治療期間の目安と後遺症と判断される場合などについて説明致します。

むちうちによる頚椎捻挫で6ヶ月間治療し、症状の変化が見られない場合、通常症状固定とみなされ、医師の診断により症状固定と示談金をお支払して終了となります。

1年以上通院後、明らかな症状が残存する場合、後遺症認定の手続きになります。

症状の変化が見られない場合、通常症状固定とみなされ、医師の診断書を元に示談金をお支払して終了となります。

1年以上通院後、明らかな症状が残存する場合、後遺症認定の手続きになります。

むちうちによる首の治し方

なぜ、3ヶ月、6ヶ月経っても良くならないのか?

その理由は、頸椎サブラクセーションが改善されていないからです。

根本治療となる椎骨が正常な位置に改善されていないため、むち打ちによる頸椎が治らず、時間が経過してなお且つ症状が進行して、頭痛や手のしびれが起きるのです。

むちうちが治るまでのおおよその目安の期間は?

交通事故で治療をすぐ始めた場合、通常10日程で治癒します。

事故後、整形外科や整骨院・接骨院通院治療6ヶ月経過している場合、治療にかかる期間はおおよそ1年半かかります。

事故後1年経過している場合、治療にかかる期間は、2年かかります。

こんなにかかるの?思われますが、むちうちを甘く見たらいけません。

これは、レントゲン画像及び臨床結果に基づいた、期間です。

追突事故によるムチウチ損傷は、頸椎が伸展状態になり、首の靭帯を痛めことで、やがて椎骨サブラクセーションを引き起こす原因となってしまいます。

レントゲン画像も6方向により、頸椎ジョージスラインなど頸椎角度を正常に保つ必要があります。

治療は、受傷後は炎症があるため、頸椎矯正を行うことで後遺症がない状態を保つことができます。

頭痛や手のしびれを発症した場合には、マッサージなどのリハビリだけでは、損傷した頸椎を元に戻すことはできません。

むちうちで首の痛み、頭痛や手のしびれを感じたら、その症状は神経圧迫が起きている症状です。

1日も早く、カイロプラクティックによる矯正治療で痛みとしびれのない体を取り戻して頂けたと思います。

 

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この記事を書いた人

大須賀 昭 Oosuga Akira

院長
資格柔道整復師免許(国家資格)

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