ぎっくり腰を繰り返し起こす原因と再発しないための治療法

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「ぎっくり腰を繰り返し起こす原因と再発しないための治療法」

ぎっくり腰は、腰痛疾患の中でも繰り返し起こすことがある厄介な症状の一つです。

その原因も様々で「重い物を持ち上げた時」や「出産後」繰り返し動けなくなるほどのぎっくり腰になる方も少なくありません。

ぎっくり腰になる多くの人が、痛みが治まると放置したまま適切な対処をしていないため、ぎっくり腰を繰り返し起こします。

なぜ何度もぎっくり腰を繰り返すのか?

今後ぎっくり腰にならないためにも、そのメカニズムと治療法と予防について解説致します。

ぎっくり腰を繰り返す原因とは

ぎっくり腰の主な原因は、中腰での作業や不用意な姿勢で屈んだり、捻った時に関節や椎間板、筋肉、靱帯などに微小な損傷が起こり痛みが発生すると考えられています。

一般的に、中腰で作業をする方や出産後の腰痛を持っている方に多く見られ、老若男女を問わず慢性腰痛の原因となることがあります。

ぎっくり腰の痛みは、通常2~3日安静にしていれば症状は改善してきますが、何度もぎっくりを繰り返すと関節や椎間板には相当なストレスがかかり、目に見えないところで症状が進行していきます。

そのような状態になると徐々に骨や椎間板の変性が起こり、何気ない動作でもぎっくり腰を再発してしまうことがあります。

ぎっくり腰を繰り返す原因には、椎間板ヘルニアや椎間板症など椎間板の退行性変性や椎間板が潰れてくる症状等が考えられます。

このような症状は、体を急に捻ったり、咳をした時など何気ない動作によって、椎間板や椎間関節などに損傷が起こり二次的に椎間板から髄核が飛び出して神経を圧迫する椎間板ヘルニアを発症することもあります。

ぎっくり腰が治るまでの期間はどのくらい必要

ぎっくり腰になった場合、通常48時間痛みの炎症物質が出続けます。

この痛みの炎症物質を早期に取り除くには、出来るだけ早く患部を冷やし、安静保持する必要があります。

早期に治すには、この48時間の初期段階をいかに適切な処置を出来るかで、今後治るまでの期間を左右することになります。

動ける状態であれば、症状がひどくならないうちに、すぐ近くの病院や治療院を受診しましょう。

ぎっくり腰が再発しないための治療法

ぎっくり腰の原因は、筋肉や関節、椎間板など様々で、それぞれ適した治療を行わなければ、再発を繰り返すことになります。

ぎっくり腰に限らず、痛みに関するケアをしないと当然再発しやすい体になります。

ぎっくり腰の場合、一度レントゲン写真を撮り、腰椎の状態をチェックする必要があります。

何度も繰り返しぎっくり腰を再発している方は、ほぼ腰椎に何かしらの問題が確認できます。

治療は、レントゲン写真とナーボスコープを用いて、ぎっくり腰を繰り返す原因を特定します。

原因がわかれば、治療は整体とは違うカイロプラクティックによる矯正治療です。

レントゲン写真分析と触診により、正確なリスティング(矯正方向)を決定し、正確な矯正により再発しずらい体に戻していきます。

ぎっくり腰を繰り返さないための予防とは

ぎっくり腰を何回も経験している人は、痛みのつらさが他の人よりわかると思います。

ぎっくり腰は、特に季節の変わり目や寒い時期に再発しやすいため、日頃から関節や椎間板、筋肉が日常の動きに対応できるようにしておく必要があります。

ぎっくり腰は、ある日突然激しい痛みに見舞われる症状です。

初めてぎっくり腰になった人は、大抵2~3日で痛みは治まります。

長くても1ヶ月くらいすれば自然に痛みはなくなってきます。

少なくとも2回以上ぎっくり腰を発症したことがある場合、予防の前、一度レントゲンで腰椎・骨盤をチェックし、治療が必要な場合は、適切な治療をうけておくべきです。

正しい対処法をしておけば、より早く治すことができ、治った後にはしっかりとした再発防止に取り組むことができるようになります。

まとめ

ぎっくり腰は、ちょっとした原因で発症する激しい痛みです。

案外痛みが引くのが早いせいか、本格的に治療をせずに放置するため、再発を繰り返す頻度が多いのが特長です。

ほとんど方が、2~3日、長くても1ヶ月未満で自然に治ることを考えると早めに正しい対処をすれば早く治すことができ、再発防止にも繋がります。

ぎっくり腰を起こした時、正しい知識を知っておくことで適切な対処や予防ができます。

痛みだけで判断するのではなく、レントゲン分析を用いて科学的な観点に基づいて判断すべきです。

何度も繰り返しぎっくり腰を再発する患者さんは、高確率で腰椎、椎間板、側弯などがレントゲン写真で確認されます。

中高年以上になると加齢や運動不足が重なり、筋力の低下、腹筋と背筋のバランスが悪くなり、腰椎椎間板ヘルニア、椎間板症などの椎間板障害を発症することになります。

私個人的な意見では、2回以上ぎっくり腰を患った時や頻度が多くなった時、ぎっくり腰を起こす間隔が短くなった時は、要注意です。

何事も始めるタイミングが大切です。

タイミングを間違えると早く治る症状も時間がかかり遠回りしてしまうことが多いようです、

ぎっくり腰を繰り返さないためにも、原因をしっかり見極め、正しい対処をしてみてください。

 

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この記事を書いた人

大須賀 昭 Oosuga Akira

院長
資格柔道整復師免許(国家資格)

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