頚椎症性神経根症の治療

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「頚椎症性神経根症の治療」

ある日、突然急に首の激痛に襲われた。・・・寒くなってからこのような症状は多く見られます。

寒くなると自覚症状があまりない方でも、すでにサブラクセーションがあった椎骨が神経を刺激し痛みは急に発症します。


サブラクセーションとは、ずれた背骨(椎骨)の状態を言います。

もしあなたが日頃から首の痛みや凝り、張り、重だるさを感じているならば、それは今まで背骨がずれていた状態が徐々に進行し、神経を圧迫したために起きた可能性が高いと思われます。

寒くなると体温と気温の差によって、今までそれほど気にならなかった症状でも突然強くなって現れます。

また何気ない普段の姿勢や動作でより症状を増強させます。

特に顔を上に向けるときに、首の付け根周辺に痛みを感じることが多く、症状が進行すると腕に痛みやしびれが起きてきます。

我慢のし過ぎは、症状をどんどん進行させてしまいます。

我慢しすぎた結果、整形外科に行くことになり、レントゲンやMRI検査などから「頸椎症性神経根症」と診断されることがあります。

治療は、「痛み止めの薬を飲んで様子を見ましょう」と言う説明がほとんどです。

経過を見る、言わば「経過観察」は必要ですが、頸椎が正常になりつつある状態であれば良いのですが、治癒力が働いていない状態の場合、日にちがいくら経っても症状はそこから改善しません。

そういう中で、加齢によって変形した頸椎の圧迫で起きる首の痛みや腕のしびれは、脊髄から腕に向かって延びる神経根が圧迫を受けるために「神経根症」と言われます。

神経根症は時間が経つと自然に治っていくと言いますが、頭を反らすと神経根の圧迫が強まる痛みは改善しません。

そのうち時間が経つにしたがって最初は首の痛みだけだったのが腕や手のしびれまで出るようになってきます。

こういった神経根症でお悩みの方のほとんどが、症状が完全に消えずにいます。

顔を上に向けると痛みやしびれ、肩や背中の痛みや張りも感じるようになるので、仕事でのパソコン作業などでは、首を反らさないように見下ろす姿勢でパソコンの操作をする方が多いのです。

では、どうしたら治癒力を上げて、改善していくのか?

まず立位でフルスパイン(骨盤、腰椎、胸椎、頸椎)のレントゲン写真を撮ります。

最低でも頸椎のレントゲン写真を撮り、レントゲン写真に写っている椎骨等に線引きをして、メジャーとなるサブラクセーションを見つけます。

問診をして、患者さんの今までの状況などを参考にして、部位や心配事を聞き出します。

ナーボスコープといった神経圧迫を測定する器械により、痛みの元となっているところを探し出します。

次にそれを元に、悪くなっている箇所である骨の可動性(動き)と方向(どのようにずれているか)を確認して、アジャストメントに移ります。

以上が頸椎の神経圧迫が原因で起こる「頸椎症性神経根症の治療の流れ」になります。

症状は、首の姿勢や腕の位置などで変わりますが、まず第一に頸椎のサブラクセーションを改善し、治癒力を100%高めていくことで、痛みとしびれの根本解決に至ります。

その後はパソコンを見る位置や姿勢、症状がある方の手に負担をかけないように、生活での工夫も必要です。

 

 

 

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この記事を書いた人

大須賀 昭 Oosuga Akira

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