むちうちの安静期間とむちうちを早く治すための治し方

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「むちうちの安静期間とむちうちを早く治すための治し方」

不運にも交通事故に遭ってしまった場合、一番出やすい症状と言えるのが「むちうち症」です。

交通事故によるむち打ち損傷後、首こりや肩こりの症状を感じた時、「安静にしていれば治るだろう」「痛い所をマッサージすればそのうち治るだろう」「電気をかけたり、牽引で首を引っ張ればそのうち治るだろう」と思う方は少なくありません。

こういった安易な気持ちは非常に危険です。

むちうちの症状を放置し、しっかりと治療をしないと何れ後遺障害を残す可能性が非常に高くなります。 

むちうちの痛みを早く治すためには?

むちうちの痛みを早く治すためには、何よりも早期治療が大切です。

むちうちの症状は事故直後すぐに出る場合もあれば、事故の2~3日後に急に痛みが生じる場合もあります。

事故直後は、身体もビックリして痛みがあまり出ない人もいますが、事故に遭った場合、必ず病院には一度かかり診てもらうようにしましょう。

むちうちには、急性期と慢性期の二つの時期がありますが、双方治療期間も変わるので早く治すためには2つの時期を理解しておきましょう。

急性期は首を動かしたときに出る痛みだけでなく、安静にしていても、じっとしている時でも強い痛みを感じることがあります。

特に急性期で痛みが強い時には、首を動かしたり、痛い所に電気をかけたりマッサージをするとかえって炎症が強くなることがありますので注意が必要です。

このようなことからむやみに痛い所を直接治療しないようにしましょう。

急性期の対処法としては、痛い所に熱感がある場合や痛みが強い場合は、アイシングをするようにしましょう。

また、急性期は患部を直接治療すると痛み強くなるため、患部と繋がっている患部と離れたところを治療して痛みを軽減させていく治療も考えられます。

急性期が終わると今度は慢性期に入ります。

慢性期では患部に直接治療が出来るために、むちうちによって痛めた筋肉や痛みの原因となっている筋肉の硬さやコリをしっかりとアプローチできます。

むちうち治療の期間は平均どのくらいかかるの?

むち打ち損傷では、事故直後からあまり痛みがなかったり、違和感程度の場合は個人差にもより2~3週間で自然に治ることもありますが、治療期間での目安は、むち打ちの損傷レベル、受傷後適切な治療をしているかによって予後は変ってきます。

受傷後1ヶ月経過、3ヶ月、6ヶ月、1年、その後の放置期間によって、治るまでの期間は自ずと変わります。

追突事故時によって、首の靭帯を痛めるとその後、むち打ち損傷程度によって痛みが発症してきます。

さらに頸椎前彎カーブの消失によって、頸椎にかかわる首痛、肩こり、背中の張り、頭痛などの症状が出てきます。

もし頸椎のアジャストメントを行わないで6ヶ月を経過すると治療にかかる期間はおおよそ1年半、1年経過すると2年かかると臨床上言われています。

事故後、頸椎アジャストメントを受けることで正常な頸椎カーブを維持することができ、後遺症がなく生活ができるようになります。

また普段から首・肩こりの症状がある方や特に「ストレートネック」の方は痛みが出やすく、症状が長引いてしまう傾向にあります。

首は本来、前弯といって少し前側にカーブをしているのですが「ストレートネック」になっているとこの前弯がなく真っ直ぐな状態です。

この真っ直ぐなストレートネックの状態で事故によってむちうちを起こすと、本来前弯によって衝撃が吸収されるのが、真っ直ぐなので衝撃が吸収できずむちうちの症状が出やすくなってしまうのです。

そのため、むちうちをしっかりと治療しなかったことでのちのち後遺症を残し、首の痛みが出やすくなってしまいます。

基本的には自己判断で放置せずに病院にかかり治療することをオススメします。

軽いむちうちの治し方

むちうちの症状が違和感程度など軽い場合は放置していたり、「自分で治せる」と考える方がいます。

最初は、痛みがあまりなくても後で痛くなってくる場合も考えて、どんなに軽いむちうちでも必ず整形外科で診察をしてもらってください。

あまり期間が経過してしまうと、交通事故との因果関係を証明できない限り、整形外科にかかろうとしても時間が経過しているために交通事故として取り扱ってもらえない場合があります。

人間の頭は5㎏近くあるので症状が軽くても実は首の奥の方で痛めていたり、ちょっとした衝撃でも負担がかかっていることが多いです。

首・肩周りのセルフケアはありますがむちうちの場合は首の奥の筋肉を傷めていることがあり、この場合はセルフケアは難しく治療によって改善するしかありません。

症状が軽いからと言って甘く見ずに違和感程度でも医療機関にかかるようにしましょう。

むちうちの安静期間

むちうちの安静期間はいつまで?

むち打ち損傷では、事故直後からあまり痛みがなかったり、違和感程度の場合は個人差にもよりますがおおよそ1~2週間くらいです。

頸椎の運動痛及び運動制限がある場合などでは、2~3週間くらいに安静期間を必要とする場合があります。

急性期後は、理学療法を行い、疼痛、運動痛緩解のためしっかりリハビリを進めていきます。

むちうちになった時、仕事を休む期間はどのくらいなの?

交通事故でむち打ちに遭った後、特に気になるのが仕事への影響かも知れません。

交通事故によるむち打ち損傷によって3つのタイプに分類されます。

タイプ1:むち打ち受傷後、数時間又は翌日以降症状が遅れて出現し、その主な症状は首の痛み、運動痛、局所の圧痛などです。

回復時期の見込みは、多くの場合で数日から数週間です。

そのため仕事を辞める必要はありません。

タイプ2:この損傷レベルでは、疼痛、首の筋痙攣、首の運動痛及び運動制限、背中や腕・上肢への放散痛が出現し始めます。

回復時期には数週間から数か月かかる場合があり、適切な処置を行わないと後遺症を抱えることも考えられます。

交通事故治療で3ヶ月~6ヶ月で治癒が見込まれない示談となることがあります。

タイプ3:タイプ2以上の損傷レベルです。頸椎損傷以外に全脊椎の治療が必要と思われるレベルです。

回復時期には数ヶ月以上かかる場合があり、適切な処置を行わないと後遺症を抱えることも考えられます。

しっかりとレントゲン写真を含めた全身治療が必要です。

仕事への復帰は、症状レベルに異なります。

通常どのタイプでも数週間経過すれば仕事をしながら治療を受けることで社会復帰は可能と思われます。

むちうちで仕事が休めない、回復するのにどれくらい時間がかかるの?

 痛みの感じ方は、ストレスに対する体の反応によって人それぞれ異なります。

回復時期を遅らせる最大の要因は、早期の仕事への復帰時期です。

このようなタイミングが早まることで痛みが悪化することがあります。

通常では、痛みが治まるまでに数週間から数か月かかる場合でも、通常の活動を続けたり、仕事をしたりすることができます。

一般的に、仕事を休む時間が必要な人のほとんどは、数週間で通常の生活に戻ることができ、完全に回復していなくても、約半数で1か月以内に通常の生活に戻ることができます。

そのようなことからも1年以内に仕事やその他の通常の機能に戻ることができないのはごくわずかです。

むちうちになった時の湿布の貼り方

湿布はどのように使用すればいいのか?

湿布には、冷湿布と温湿布があります。

急性期には、冷湿布を貼り、その後は温湿布を貼るとよいです。

まとめ

むちうちは、後遺症を残さないためにも、できるだけ早期に適切な処置を行うことが重要です。

特に急性期に間違った治療を行ってしまうと痛みが強くなり症状が長引いてしまう原因になりかねません。

また、電気治療や牽引などだけでは細かい所までは治療できず症状が変わらないことがよくあります。

できるだけ早期に頸椎のズレや歪みを発見して治療することが、むちうちを早く治すために一番効果な方法なのですから。

 

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この記事を書いた人

大須賀 昭 Oosuga Akira

院長
資格柔道整復師免許(国家資格)

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