首の痛みと腕のしびれの原因を知って治し方を考えよう

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「首の痛みと腕のしびれの原因を知って治し方を考えよう」

首の痛みは多くの方が訴える症状のひとつで、原因もさまざまです。

痛みの原因は主に首のずれによるもので、関節や神経などを圧迫することにより発症します。

しかし、ずれの原因には日常生活が絡んでいることも多く、一過性の治療では根本的な解決にはならないことがほとんどです。

そこで今回は首の痛みの原因と治し方を中心に、根本的に痛みを取り除く方法を紹介します。

こんな首の痛みの症状に苦しんでいませんか?

基本的には首周辺に違和感を感じることが多いようですが、中には動かすこともできないほど重症なこともあります。

以下に示す症状がある方は重篤化する前に対処しましょう。

  • 首から肩まわりの張りがひどい
  • 一定方向しか首が動かない
  • 首から腕にかけて痛む
  • 痛みがつよく腕がしびれる
  • 首がだるくて倦怠感がある
  • 首が痛くて熱い
  • 首を動かすと激しく痛む、など

痛みの症状は大小様々ですが、特に首(頸椎)には重要な神経がたくさん詰まっているので、しびれをもたらすこともあります。

  • 指のしびれ
  • 首から腕のしびれ
  • 右肩の痛みとしびれ
  • 腕全体のしびれ、など

首の痛みの原因

加齢による衰え

加齢による衰えは、首の痛みの原因になります。

例えば、頚椎症性神経根症は加齢による頚椎症の変化によって、上半身に張り巡らされた「神経根」を圧迫される症状です。

中年から高齢にかけて発症し、痛みは大小さまざまで腕や手にしびれを伴うこともあります。

一般的に頭をそらすと痛みが強くなるので、うがいなど上をみる動作が困難になります。

遠近両用のメガネでパソコン画面などを顎をそらせてみることも原因になります。

基本的には自然治癒で治すことになり、頸椎を後方にそらせないように適切な方向に頸椎牽引していきます。

寝違え

朝起きたときに首の後ろから方にかけて痛みが広がっていたら寝違えの可能性があります。

症状はさまざまで首を動かすと痛くなる場合もありますし、首を動かせないほど重症の時もあります。

前日に普段は行わないような運動をして頸椎に負担をかけた時や、睡眠中の不自然な動作で一部の筋肉が血流不足に陥ったときなどに起こることが確認されていますが、詳しい原因は分かっていません。

一般的に筋肉を不自然に使うことで起こるものと考えられています。

基本的に重篤な疾患ではないので徐々に動かして治していくのが一般的ですが、自分でやると悪化させてしまうことがあるので注意してください。

筋肉の緊張

頸椎や筋肉の緊張によって首の痛みを併発する方も多くいらっしゃいます。

現代はIT機器の発展により昔より筋肉の張りを訴える方が多くなってきました。

例えば、パソコン作業をしている方の多くが背中を丸め首を前に突き出すような姿勢をとっています。

特に顎を突き出すような姿勢を続けていると血液の流れが悪くなり、乳酸がたまっていき首の痛みの原因になります。

また、スマホは画面が小さいので目との距離が小さくなり、自然と前かがみになる姿勢をとるようになります。

最近では簡単に映画やドラマを視聴できるので、悪い姿勢を何時間もキープすることになり首周りの緊張もおきやすくなっています。

骨盤のずれ

骨盤がずれると筋肉の緊張が大きくなり、首の痛みの原因になります。

例えば、骨盤が前方にずれた場合はバランスをとるために胸が後方にずれ、頭が前方にずれていきます。

いわゆる猫背とよばれる姿勢ですが、人間の頭はボーリング玉以上の重さがあるので首の筋肉の負担も大きくなります。

猫背は背骨が丸まるという印象が強いですが、実は骨盤のずれによっても引き起こされるのです。

また、骨盤がずれると内部の血管を圧迫し血行不良になります。

血行が悪くなると冷えやコリがひどくなり、首の血流も悪くなるので注意してください。

姿勢の悪さ

姿勢の悪いと首の血行が悪くなり、筋肉の緊張をもたらします。

姿勢の悪さは骨盤のずれによって生じますが、生活習慣の癖がそのまま反映されていることが多いです。

日常生活で骨盤がずれる動作は椅子に坐っているときに現れます。

椅子に浅く座る方は物理的に骨盤が後傾していくので、姿勢の悪さに直結することが多いです。

前かがみになる体勢を長時間とったりすることで姿勢が悪くなってしまうので、デスクワークの方は特に注意しなくてはなりません。

しかし生活習慣とは何十年も積み重ねられてきたものなので、自分で治すことは非常に困難です。

相当つよい目的がないと習慣を変えることはできませんので、多くの方が信頼できる人のサポートを受けるなど工夫しています。

首の痛みの治し方

インナーマッスルの強化

インナーマッスルとは体の奥深くに存在する筋肉群です。

上腕二頭筋のような表に出ているアウターマッスルとは異なり、体の内部を整えてくれる筋肉です。

インナーマッスルを使わずに外側の筋肉だけ使う人は疲れやすくなり、全体のバランスが悪くなっていきます。

体の軸を中心に働いているので姿勢を維持する筋肉ともいわれていますが、普段の生活で鍛えることが難しく加齢とともに衰えるのが一般的です。

硬くなった筋肉をほぐす

首の痛みは筋肉の緊張が原因になっている場合がほとんどです。

特に首から方にかけて痛みが強い方は、筋肉の緊張からほぐす必要があります。

硬くなった筋肉をほぐすには第三者の手を借りたほうがスムーズにいきますが、完全な根治というわけではないので継続的な治療が必要になります。

深層筋の硬縮によって痛みを引き起こしているトリガーポイントを指圧でほぐすことで、首と肩の筋肉をほぐすことができます。

骨盤矯正

骨盤矯正は全体のずれを治し、首周りの筋肉の緊張を解くために行います

骨盤のゆがみは背骨と首周りの筋肉の緊張を引き起こし、首の痛みの原因になります。

歪みがひどくなると筋肉をつなぐ腱や、関節の人体までが痛み出し、腕のしびれなども引き起こします。

一過性の治療や施術は根本的な解決にならないので、長期的な治療が必要なのも特徴です。

首の痛みには自己診療が最も危険

首の痛みを自己診療で治そうとする方がいます。

首の痛みには姿勢の悪さや骨盤のずれが大きく影響を与えていますが、自分の意思のみで治すのは非常に困難です。

特に骨盤のずれは正常な位置を知っていないと改善できないので、知識を得ることから始めなくてはいけません。

中には危険な行為をしている方も多く、逆に症状を悪化させている方もいるようです。

例えば首をぽきぽきと鳴らす方がいますが、これは靭帯を傷めるだけの大変危険な行為です。

首周りというのは特に重要な神経が巡っているので、自己診療だけは絶対に行わないでください。

まとめ

首の痛みを治したいなら亀有ひまわり整骨院にお越しください。

当院では患者様に真摯なサポートをしているので、首の痛みや腕のしびれの治療のみならず生活習慣の改善まで行っています。

定期的に通っていただくことで、生活の悪い癖を指摘させていただき、患者様の健康的な生活をサポートさせていただいています。

基本的には施術による根治を目指していますが、最終的には体に無理のない動きを覚えていただくことを目標にしています。

頸椎は重要な神経が多く通っているところですので、自己診療はおすすめできません。無理に動かすことで悪化してしまいますので、早めのご来院ください。

 

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この記事を書いた人

大須賀 昭 Oosuga Akira

院長
資格柔道整復師免許(国家資格)

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