治らない坐骨神経痛の原因と治療及び治療期間 手術をしない治療法とは

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「治らない坐骨神経痛の原因と治療及び治療期間 手術をしない治療法とは」

坐骨神経痛の原因とは?

整形外科で診断を受け「坐骨神経痛」ですと言われ、改善方法が見つからない方、非常に多いのではないでしょうか?

坐骨神経痛は、レントゲンやMRI画像診断で原因がはっきり特定できるのが「腰椎椎間板ヘルニア」「脊柱管狭窄症」などが代表的な疾患です。

ですが、実際にはMRI検査でヘルニアが写っていても、上記の診断とは異なる原因があります。

臨床上、ヘルニアが腰痛や坐骨神経痛の原因とは違うことも多く見られます。

実際にヘルニアを仮に手術して取ったとしても痛みやしびれが消えないケースなどが沢山あります。

手術をしても治らないケースというのは画像に写っている異常所見を勝手に原因と決め付けしまうことが誤診を生む結果となるのです。

椎間板ヘルニアがなくても腰痛や坐骨神経痛が出ている人など山ほどいます。

画像診断以外に問診や触診も非常に重要視されます。

その他、基本的な筋力テストや感覚テスト、神経学的検などを含めて総合的に判断します。

一番重要なことは、体に出ているサインをしっかり見極め、画像も含めて最終的に判断、正しい施術プランを決定することで完治できる確率が格段と上がります。

ほとんど「レントゲンは異常がない」と言われる坐骨神経痛は、「腰椎サブラクセーション」が原因です。

いわば「腰椎のずれ」です。

坐骨神経痛は本当に完治するの?再発・悪化防止のために意識したいポイント

坐骨神経痛とはどういう症状なの?

まずは大事な坐骨神経の解剖学から説明します。

そもそも坐骨神経痛は病名ではなく、症状の名前です。

坐骨神経痛とは、L4,5腰神経から足の総腓骨神経まで繋がる人体最大の神経であり、鉛筆くらい太く、1 m くらい長い神経です。

坐骨神経は、梨状筋の下で下殿神経と大坐骨孔を出て、大殿筋、大腿二頭筋長頭に覆われて下行し、筋枝を全ての大腿屈筋に与え、膝窩(膝の裏】上方ですねの外側に走行する総腓骨神経とすねの内側に走行する脛骨神経に分かれます。

坐骨神経の原因は、日常生活の動作やスポーツなどで神経が圧迫されるために起こります。

症状は、神経が圧迫される箇所によって特定の場所に痛みやしびれなどがあります。

多くの症状は、腰椎ずれによる神経が圧迫であり、痛みの場所は、お尻や太ももの後ろ、すね、足先などに痛みやしびれが現われます。

症状が進行すると下肢の麻痺や感覚がなり、痛みによる歩行障害を伴うことがあります。

自分で出来る坐骨神経の診断とチェック方法

普段から腰痛持ちの方、時々腰の痛みや重だるさ、筋肉の張りを感じている方、ぎっくり腰を何回か経験がある、そんな経験や今でもこの坐骨神経予備軍の症状がある方は要注意ですよ!

では、坐骨神経痛かも知れないと思っている方やこれから坐骨神経痛になる可能性がある予備軍の方にも坐骨神経の診断チェックを行って見てください。

坐骨神経痛の6つの症状を自分でチェックする方法

  • いつも腰に違和感、時々痛みを感じる時がある
  • 最近お尻の張り感が取れなくなってきた
  • 長く座っていると、すぐ立ち上がる時、腰が痛い
  • 痛くて座っていられない
  • お尻から太もも裏辺りにかけて痛みや張り感を感じるようになった
  • すねから足にかけて感覚がなくなってきた
  • 朝起きる時いつも腰が気になる、時々痛みがある

もし1つでも当てはまるようなら、坐骨神経痛になっているか、なりかけている可能性が高いと思われます。

手術が必要な場合はどんな時?

特に緊急性を要する場合は、尿が出なくなった状態です。

早急に病院を受診するようにしてください。

坐骨神経痛5つの診断と診断チェック方法を解説

坐骨神経痛の治療と治療期間

坐骨神経痛は、様々な治療法がありますが、治す上で一番重要なことは原因となる神経圧迫を見つけ出すことです。

坐骨神経痛が完治するまでの期間とその治療方法

ネット上でも色々情報が掲載されていますが、どれも確信できるものはありません。

どのような生活環境の中で悪くなったのか?いつから症状が始まったのか?など

問診をする前から体の状況の観察とナーボスコープでの神経圧迫検査触診、レントゲン診断で100%原因がわかります。

そこから、初めて治療が始まります。

姿勢が悪いから?筋肉が張っているなどが痛みの原因ではありません。

坐骨神経を圧迫している箇所を特定して治療することが何よりも解決の近道となります。

症状にもよりますが、初期に集中治療がしっかりできれば、大抵は3週間ほどから症状の軽減は見られるようになります。

もちろん治るまでの治療期間は、症状や年齢差によって個人差がありますが、一定のケアスケジュール通り、通院できれば97%は治癒力を発揮できるものと自負しています。

 

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この記事を書いた人

大須賀 昭 Oosuga Akira

院長
資格柔道整復師免許(国家資格)

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