坐骨神経痛の手術と術後リスク、手術費用について徹底解説

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「坐骨神経痛の手術と術後リスク、手術費用について徹底解説」

「坐骨神経痛」は誰しもが一度は耳にしたことがある疾患だと思います。

ですが、坐骨神経痛は病気の名前ではなく、坐骨神経に沿ってお尻から脚にかけて痛みが出る総称のことを言います。

坐骨神経痛の代表的な疾患として多いのは「腰椎椎間板ヘルニア」や「腰部脊柱管狭窄症」が挙げられます。

坐骨神経痛は基本的に整体などの施術によって保存的治療を行います。

保存的治療を行っても脊髄神経が何らかの原因で圧迫され日常生活に大きく影響していたり症状が酷い場合には手術になることもあります。

そこで、今回は坐骨神経痛の手術と術後リスク、手術費用について徹底的に解説していきたいと思います。

坐骨神経痛の手術と手術費用について

腰椎椎間板ヘルニア

背骨の腰の部分は5つの腰椎という骨で構成されており、この骨と骨の間には椎間板というクッションの役割をした軟骨があります。

この椎間板の中にある「髄核」というゼリー状の組織が飛び出して神経を圧迫している状態を腰椎椎間板ヘルニアと言います。

椎間板ヘルニアの手術にはどのような方法がありますか?

腰椎椎間板ヘルニアの手術は大きく分けて2つあります。

1つは椎間板をとって上下の骨を癒合させる方法、2つ目は飛び出したヘルニアと髄核を取り除く手術です。

基本的に腰椎椎間板の手術をされるときは2つ目の方法で行う手術で、保険適応がされる手術が選択されることが多いです。

今回は、保険が適応され手術として選択されることが多い手術方法を紹介致します。

1)内視鏡下腰椎椎間板摘出術

 椎間板ヘルニアを内視鏡で摘出する手術で最もスタンダードともいえる手術になります。

2)経皮的内視鏡下腰椎椎間板摘出術

 この手術は40歳以下の若い方が対象となりますが、手術自体も1時間程度で終わる手術になります。

従来、腰椎椎間板の手術は内視鏡ではなく切開して行う手術がスタンダードで傷も大きく入院も3週間ほどは必要でしたが、医学が進歩し、現在では手術をしても1週間以内には退院できるほど傷も小さく非侵襲性の手術がスタンダードになっています。

椎間板ヘルニアの手術費用について

椎間板ヘルニアの手術を行った場合の費用は、先ほどの(1)・(2)ともに3割負担の方はおよそ20万~30万程になります。

ですが、高額医療費の申請をすると後々返金され、自己負担は9万円程になります。

腰部脊柱管狭窄症

脊柱管とは脊髄神経が通るトンネルのことで、何らかの原因で腰部の部分の脊柱管が狭窄し脊髄神経を圧迫してしまっている状態を腰部脊柱管狭窄症と言います。

腰部脊柱管狭窄症の最も特徴的な症状としては、「間欠性跛行」といい、ある程度歩いていると休みたくなり、少し休むとまた歩けるようになるといった状態を繰り返します。

また、腰椎椎間板ヘルニアに比べると中年以降に生じやすいのも特徴です。

腰部脊柱管狭窄症の手術にはどのような方法がありますか?

脊柱管狭窄症の手術も大きく分けて2つあります。

1つは狭窄している脊柱管を広げる手術、もう1つは脊柱管を広げるのに加えて腰痛が前後左右にずれていた場合は固定を行う手術です。

脊柱管狭窄症の手術は、ほとんどが保険適応される手術になります。

1)内視鏡下腰椎椎弓切除術

全身麻酔を行い内視鏡下の中、狭窄され神経が圧迫されている部分を切除する手術になります。

脊柱管狭窄症は高齢者に多い疾患ですが、この手術は低侵襲なので80~90代の方でも安心して受けられる手術になります。

2)内視鏡下腰椎椎体間固定術

こちらは内視鏡とX線透視装置を使用した固定術になります。

主に腰椎がずれている場合に行われる手術で、変性した椎間板を取り除き、人工物を入れる手術になります。

腰部脊柱管狭窄症の手術費用について

腰部脊柱管狭窄症の手術費用については、3割負担の方の場合(脊柱管狭窄症の方のほとんどは高齢なので1割負担の方が多いです)は(1)の切除術の場合は25万~30万程ですが、

(2)の固定術になると60万~85万と人工物を入れた手術になると高額になります。

こちらの場合も高額医療費の申請をするとある程度お金が戻ってきます。

坐骨神経痛の手術方法と手術・入院期間について

内視鏡手術とは

従来のメスを使って開く開胸手術では15cm~25cm程の大きな傷が出来てしまい、傷の痛みも残りやすく見た目も損ねてしまいました。

内視鏡手術ではどんなに大きくても30mmほどの小さな傷だけで済み、また傷が小さいので身体にかかる負担や見た目術後の回復が早い早期復帰が望めるなど様々なメリットがあります。

椎間板ヘルニアの内視鏡の手術時間と入院期間について

椎間板ヘルニアの内視鏡の手術時間はおよそ40分~1時間程度で、入院期間は4日~1週間と退院が早く、早期に日常生活や仕事復帰が行えます。

腰部脊柱管狭窄症の内視鏡の手術時間と入院期間について

腰部脊柱管狭窄症の内視鏡の手術時間は1か所につきおよそ1時間半程度で、入院期間は通常は4日~1週間程度ですが、固定術を行った場合はおよそ2週間程度の入院が必要となります。

レーザー治療とは

腰椎椎間板ヘルニアのレーザー治療とは、椎間板から飛び出した髄核をレーザーによって蒸発させて治療する方法です。

薬やブロック注射、治療などと手術の中間に位置する治療法になりますが一番のデメリットは保険適応外ということです。

椎間板ヘルニアのレーザー治療の手術時間と入院期間について

椎間板ヘルニアのレーザー治療の適応は狭いですが、十数分のレーザー照射を行うだけで手術は終わりです。

入院期間は原則としては2日間の入院が必要になりますが、状態によっては日帰りで行うことが出来る場合もあります。

坐骨神経痛の手術リスクと術後のリスクはどのくらいなの?

手術リスクはどのくらいなの?

腰椎椎間板ヘルニア

従来の切開手術とは違い内視鏡下で傷も小さく済む低侵襲性の手術がスタンダードなので、手術リスクは大幅に軽減しています。

また、腰椎椎間板ヘルニアの手術の場合は手術によって大幅に改善することが非常に多いです。

腰部脊柱管狭窄症

腰部脊柱管狭窄症も腰椎椎間板と同じく以前よりも手術リスクは大幅に軽減しています。

ですが、唯一のリスクと言えば腰椎がずれていて人工物を入れる場合、人工物のネジ等の緩みや人工物があることによって違和感等が残るといった手術リスクがあります。

術後リスクはどのくらいなの?

腰椎椎間板ヘルニア

術後リスクとしては主に、術後の創部痛や症状が酷かった場合は後遺症として痛みやしびれが残ることもあります。

また、腰椎椎間板ヘルニアに関しては再発の可能性は3ほどと言われています。

腰部脊柱管狭窄症

腰部脊柱管狭窄症の術後リスクとしては、腰椎椎間板ヘルニアと違い長期に脊柱管が狭窄して起こる疾患なので、手術自体はうまくいっても痛みやしびれが残ったり、ずっと違和感が残るといったリスクがあります。

まとめ

坐骨神経痛が酷い方は、手術しないといけないのかな?

手術はどういった手術をして、どれぐらいの費用がかかるのか?と心配になるかと思います。

現在は治療技術が高い整体等も増えていますし、余程症状が強くない場合は保存療法で治す場合が多いです。

ですが、ほとんど歩くことが出来ない、痛みやしびれで日常生活を過ごすことが困難、尿や便の感覚がないといった状態の場合は、早期に病院で診てもらうことが必要で、手術をしなければいけない可能性があります。

そのうち良くなるだろうと放置せずに早めに治療することが何よりも大切です。

 

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この記事を書いた人

大須賀 昭 Oosuga Akira

院長
資格柔道整復師免許(国家資格)

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