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腰痛(腰椎 仙腸関節 脚の障害)とカイロプラクティック
- 2012/1/29
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- カイロ, カイロプラクティック, 仙腸関節, 恥骨結合, 整体, 腰痛, 骨盤
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この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。
目次
「腰痛(腰椎・仙腸関節・脚の障害)とカイロプラクティック」
仙腸骨とは何か?
腰部分の骨はどうなっているか?
カイロプラクティックがなぜ腰と仙腸骨に効くのか?
腰痛と骨盤
骨盤とは
腰の股関節部には左右対照の骨が2つあり、さらに骨格は3つの部分(腸骨、坐骨、恥骨)に分かれています。
この3つの部分の骨は幼児期間にくっつき始め、思春期には完全に一体になり、この時点で完全な股関節となります。
この股関節部に対して仙骨と尾骨は後側から付いており、左右の恥骨を前側で結合しているのが恥骨結合です。
即ち骨盤は、股関節部と、仙骨と尾骨、恥骨結合から構成されています。
男性と女性の骨盤
男性と女性では骨盤の形が違ってきます。
男性の骨盤は高さがあり、どっしりしており、女性の骨盤より幅が狭く、女性の骨盤は口が大きく広がっており、カーブを描いています。
こうした違いは、女性が子供を産む機能を持っていることと、さらに男性のの方が筋肉があり重たいからです。
股関節部の接合部分
股関節の接合部分は臼状関節構造、即ち大腿骨の頭の部分が球状で、股関節の寛骨臼と呼ばれる継ぎ手と一緒になっているわけです。
腰痛と仙腸関節
仙腸関節
仙腸関節(S1)の結合は、仙骨と腸骨からなっています。
滑らかな構造の玉継ぎ手と異なり仙腸関節ではデコボコの表面に仕上がっており、これで動きを制限しているわけです。
腰痛と恥骨結合
恥骨結合
骨盤が前で合う恥骨結合には、恥骨間円板があり、これは脊椎に見られる椎間板に似ています。
妊娠中にはこの結合が離れることができ、骨盤を広げて出産が楽にできるようになっています。
腰やお尻、大腿の痛み
仙腸関節における障害はえてして、腰や、尻、あるいは太ももの痛みと感じる場合が多くみられます。
歩く時にパチンなり、クリッという音がしたり、さらに腰や尻、太ももに痛み、疲れ、ピリピリした感じなど逆に太ももや尻、腰の辺りが痛かったら原因は、仙腸関節にある可能性が大きいです。
腰の痛みの一番の原因は仙腸関節部であり、この部分の可動範囲は小さいものの、この接合部分が旨く動かないと激しい痛みとなることがあります。
ひどい坐骨の痛みを訴える患者に対しては椎間板ではなく、仙腸骨の障害をまず第一に考えて診るべきです。
カイロプラクティックは椎間板ヘルニアを直せないという人もいるが、正しいカイロプラクティック矯正を受けて手術の話など忘れたという患者も存在しています。
腰痛と仙腸関節・脚の障害
腰が痛いという大人を調べたところ、仙腸骨の亜脱臼が50~70%見られたという報告があります。
仙腸関節が痛くなる原因は色々あるが、まず圧迫や捻挫、制限された運動なり接合部の固定化、恥骨で左右にかかる重量が異なる場合、靭帯の病気、さらに内臓の病気が考えられます。
腰痛の現代医療方法
通常の現代医療方法
仙腸骨の接合部に対する現代医療による治療には問題が残っています。
まず第一に筋骨格を無視していることです。
50年以上にもわたり仙腸骨の結合部は動くことが証明しているにもかかわらず、これを認めず動かないと主張する医師がいることです。
この接合部は複雑であり、十分に理解されていないことも事実であるが、人体の動きを考える上で重要な位置を占めています。
仙腸骨の接合部は不動であるという考え方では決して腰の痛みを和らげることはできません。
仙腸関節が痛くなる原因は色々あるが、まず圧迫や捻挫、制限された運動なり接合部の固定化、恥骨で左右にかかる重量が異なる場合、靭帯の病気、さらに内臓の病気が考えられます。
背骨を正すカイロプラクティック
カイロプラクティック療法
脊柱に発生したストレス、即ち亜脱臼を正すのがカイロプラクティックです。
脊椎を診て亜脱臼の有無を調べます。
亜脱臼というのは脊椎の配列状態が悪く神経系統を阻害していることです。
脊椎における亜脱臼は、接合部分の固定化をはじめ、脊椎に沿った神経を圧迫し、椎間板・靱帯・腱・筋肉の弱体化、接合部分の異常な動き、内臓障害を生じさせます。
カイロプラクターはこうした病気や症状を直接治療しようということではないが、仙腸関節に障害を持った何百万人という人達の役にたった事を見て欲しいと思います。
慢性的な腰と脚の痛みに対するカイロプラクティック
病院で慢性的な腰と脚の痛みがあると診断された283人の患者についての興味深い調査があります。
この283人の内117人には、それまで診断されなかった仙腸関節の問題が見つかったのです。
この117人には殆ど身体が旨く動かず、この診断まで平均8年間も痛みがあったのです。
ところが毎日カイロプラクティックによる脊椎矯正を受けて2~3週間もすると90%の人達が普通の生活に戻れるようになっていました。
さらに1年後に治療改善がそのまま持続されていたのです。
妊娠と仙腸関節
妊娠中は普段より仙腸骨の動きや、靱帯の柔軟性が増えており、仙腸骨の接合部はより不安定になっています。
というわけで妊娠中、カイロプラクティックにより脊椎を診てもらい矯正をすることは特に重要となってきます。
仙腸骨接合部と股関節がきちんと配列していれば妊娠自体が順調で、楽で安全な出産にもつながります。
子供の仙腸骨
子供の仙腸骨が未だしっかり固まっておらず、しかも転んだりといった激しい動きがあるため、カイロプラクティックは子供にも大切なものです。
6~12歳の小学生265名と、12~17歳の中学高校生135名を対象とした調査では、小学生で29.9%、中学高校生で41.5%の子供に仙腸骨接合部の問題が発見されています。
さらに6~17歳の学童403名の調査では106名が腰の痛みを訴え、この痛みを訴えた子供の内の実に83.1%で仙腸骨障害が発見されています。
腰痛とカイロプラクティック
まとめ
仙腸骨と股関節が上体の重みを支えており、もしこの土台に問題があれば脊柱に問題が出て、自然と神経から、椎間板、靱帯、腱、筋肉、関節に問題を生じることになります。
大人では仙腸骨や腰の痛みを持つ場合、子供の頃に原因が植えつけられた可能性が高いのです。
というのは仙腸骨に問題を持つ子供が多いことから推測できます。
即ち子供も必ずカイロプラクティック検診で脊柱が順調に成長しているかどうかしてもらうことが肝心なのです。
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