腰痛になったら-整形外科・整体・整骨院・接骨院・鍼灸院どこに行けば治るのか?
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「腰痛になったら-整形外科・整体・整骨院・接骨院・鍼灸院どこに行けば治るのか?」
腰痛は、年齢問わず日常生活の中で発症する代表的な疾患です。
腰が痛いのは、歳のせいとは済まされません。
近年では子供の腰痛もあるくらい、腰痛疾患は年齢に関係なく発症します。
腰痛を発症した場合、まずは湿布を貼ったり、安静にしたり、取りあえず腰痛を解消するために何らかの対策を試してみるのではないでしょうか?
そういった中、いつまで経っても症状が改善されない時、初めて病院に行く必要があると考えるでしょう。
どうせ病院に行っても、良くならないとか、湿布と飲み薬だけ、整体に行ったらかえって痛くなったなどの理由で通院を躊躇する方も少なくありません。
病院に行ってもなかなか完治しにくい疾患や重症な症状は、1回2回では良くならないため、すぐ諦めてしまう人も非常に多いのです。
腰痛を治すには、前向きな気持ちで治療にかかること大切です。
近年では医療機関である整形外科、医療類似行為機関である接骨院・整骨院・鍼灸院、その他整体院など様々な機関が増え、一般の人にはどこを選択すればよいか悩むところです。
次の章では腰痛になった時、どこにかかればよいのか?様々な機関での違い、どういうことをしてくれるのか、こういう症状の時はどこへ行けばいいのかをそれぞれの機関のメリット、デメリットを含めご紹介致します。
まずは、それぞれの国家資格について説明致します。
目次
整形外科
医師資格である医師免許が必要です。
医療機関として各分野においての診断、検査、注射、投薬、手術を行うことができます。
整骨院・接骨院
柔道整復師資格である柔道整復師免許が必要です。
整骨院と接骨院との名称の違いはなく、捻挫、打撲、挫傷などのけがによる施術が行えます。
また柔道整復師は医師の同意の上、骨折、脱臼に対する応急処置ができます。
鍼灸院
鍼灸師資格である鍼灸師免許が必要です。
鍼や灸を用いた施術ができます。
整体院
国家資格はなく、民間で行うメミナー等で施術を行っています。
なかには、整体院でも資格を持って施術を行っているところもあるので、事前に国家資格の免許があるか確認すると良いかもしれません。
次に保険適用について説明致します。
保険適用には、それぞれの資格のガイドラインによってことなります。
整形外科では、一般的な疾患の受診に関しては、保険が適用となります。
整骨院・接骨院は、捻挫・打撲・挫傷・骨折・脱臼による怪我に対し、保険が適用となります。保険診療の場合、受領委任という形で保険が適用できます。
慢性的な肩こりや腰痛などは保険が適用となりません。
鍼灸院では、ハリ、灸の施術は、原則保険が適用になりません。
例外として医師の同意の元、施術が必要と認められた場合、保険が適用となります。
整体院は、国家資格がないため、保険の適用がありません。
腰痛が重症の場合、病院がよいか?それとも整骨院・接骨院、整体がよいか?
重症の場合、病院、整形外科を受診し、レントゲンを撮って原因を調べる必要があります。
まずは保険も適応になりますので、内科的な疾患か整形外科的な疾患なのか診断してもらうことです。
しかし整形外科では、原因がわかる疾患もあれば、原因が特定できない不定愁訴によるものが約80%位に及びます。
一時的な痛みの除去などには、良いかも知れませんが、長い目でみると根本的な腰痛の解決にはならないので腰痛をしっかり治したいのであれば、腰痛に詳しい整骨院や接骨院、鍼灸院、カイロプラクティックで施術してもらうことが良いです。
こういった施術を受けるには、資格はあくまでも最低限必要なものです。
ここからは、腰痛治療に一番適した施術と再発率が最も低い治療法をご紹介します。
腰が痛い時、湿布や痛み止めの薬で良くなるの?
「腰が痛い」と思ったら、まずは湿布や痛み止めの薬を飲むことが多い日本の医療事情。
病院に行ったら腰痛は治るの? 答えは、残念ながら治りません。
これはある整形外科医が腰痛疾患などで整形外科では腰痛は治らないと言った回答です。
でも一時的な痛みや軽度の腰痛の場合、何となく痛みが和らいで、そのまま放置・・・
治療もしないで痛くないからと。
腰痛を診る専門分野は、「整形外科」です。
整形外科では、レントゲンやMRI検査で骨や椎間板の状態などに異常がないかを診断します。
この時点でもし骨や関節に異常が見つからなければ、「レントゲンに異常はありません。」
「腰痛症」と言われ、湿布、飲み薬、牽引などで様子を見ることになります。
その中で腰痛が悪化した状態の中に、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、腰椎分離症、変形性脊椎症などの疾患が考えられます。
腰痛を訴える患者さんの中ではわずかながら内科的な疾患から発症する癌、胆石症などの内臓疾患です。
こうした内科的な腰痛は、当然ながら専門病院で適切な処置を行うことが必要です。
整形外科の診察で、骨には異常がなく、「腰痛症」と診断された場合、その治療としてほとんどの場合が湿布薬と痛み止めを処方されます
リハビリテーションでは、腰痛体操やストレッチの指導をしてくれる場合もありまが、残念ながらほとんどの場合完治には至りません。
結局は、これといった効果が期待できる治療法がないのが現状です。
腰痛を完治したければ、手術ではなく保存療法が原則です。
整形外科では、保存療法を続けていても変化が見られない場合、手術をすすめられます。
手術をしても100%完治するかと聞かれたら残念ながら答えはノーです。
せっかく手術をしても痛みが残る、再発することを考えると患者さんの不安は計り知れません。
なかには、背骨にボルトやプレートを入れてビスで留めるといった手術をしたにもかかわらず、結局腰痛は完治しなく、痛みが再発して来院されることは多いのです。
いつも腰から背中に鉛を背負っている感覚があり、痛みが我慢できなくなった、手術前より脚のしびれがひどくなったなどと訴えられます。
このように手術をしても再発するケースは、原因となる箇所が治療されていないから、いつまで経っても痛いのです。
特にこういった状態は、女性の方に見られる傾向があります。
理由は、男性に比べて女性は筋力や骨格の違いがあるからです。
手術が必要と言われた腰痛が劇的に回復する理由とは?
腰痛が治るまでは、腰椎や骨盤から全脊椎に及ぶ神経圧迫に異常と椎間板レベルの程度によって回復時間が異なります
例え一時的に痛みは治まっても、完治とは言えません。
このような症状を放っておくため、状態は悪化していくのです。
治療を行う上では、回復するまでの期間をしっかり理解することが、腰痛を治すことでは重要な要素となります。
手術をしなくてよくなった患者さんの例を考えてみると、説明をしっかり理解して、ケアの段階をしっかり守り、継続していくことで、症状がある日から急激に変化してくるものです。
そこまでを我慢強く、継続できることで腰痛を劇的に回復できるのです。
長く腰痛を患った人ほど、しっかり時間をかけて、腰痛治療をしっかり行うべきです。
こうした積み重ねが腰痛にならない背骨と健康な体作りを可能とします。
腰痛疾患は、歳のせいではなく、一生付き合っていかなければいけないものでもありません。
毎日の生活習慣の改善と適切な対処によって、90%は自分の力で治すことができるのです。
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