顎関節症で口が開かない時の応急処置と治療法

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「顎関節症で口が開かない時の応急処置と治療法」

以前から顎に違和感があった、カクカク音が鳴っていた、そんな日常生活でさほど困ることのない症状でも、朝起きたときなどある日突然、口が開かなくなったとお困りではありませんか?

この「顎関節症」は、毎日の咀嚼運動、ストレスによる食いしばりなどの原因により起こることがあります。

また腰痛や肩こりなどの慢性疾患を抱えている方も多く、放っておくと非常に厄介な症状です。

そんな厄介な顎関節症ですが、正しい処置をすれば、慢性疾患にならず、毎日を快適に過ごすことができるようになります。

今回は、顎関節症で口が開かない時の応急処置と治療法について解説致します。

そもそも何で口が開かなくなるの?

なぜ、口が開かなくなるの?と思われますが、実は口が開かなくなるのは、歯の噛み合わせではありません。

そもそも一番の原因は、あごの関節がズレ、関節にロックがかかることで起こります。

そんな顎関節症になって「何とかしなければ?」、「治療をしなければいけないかな?」と思われた理由は、以下の症状ではないでしょうか?

●口が開かなくなった

●口が開けづらくなった

●顎が痛い

●ご飯が食べれなくなった

ではこのような症状になってしまった原因について次項で説明致します。

顎関節症になる原因とは

顎関節症になる主な原因は、日常生活の中で歯を強く噛む習慣がある人、常に片側で噛む習慣がある人は、顎関節に過大なストレスがかかり続けるため、顎関節のズレや関節円板と言われるクッションがズレ、関節のロッキング症状が起こることで生じます。

顎関節症の3つの治療法とは

1つ目の顎関節症の治療方法には、現在歯科・口腔外科分野で行われるスプリント(マウスピース)による歯の上下を均等にする噛み合わせ治療が一般的に行われます。

2つ目の治療法は、手術による治療法になります。この詳しい説明は事項「顎関節症の手術」で説明致します。

3つ目の治療法は、整体による治療法になります。ここで言う整体とは、カイロプラクティックの手技療法になり、世間一般で思われている整体ではありません。

では、3つの治療法について解説していきます。

顎関節症でのスプリント(マウスピース)装着について

顎関節症の治療と思い浮かべるのは、マウスピースではないでしょうか?

顎関節は、歯科、口腔外科の分野と言われていますが、必ずしも歯や噛み合わせの問題とは限りません。

私の意見では、歯の噛み合わせによる問題がある場合には、マウスピースを装着することで有効な結果が得られると考えております。

反対に、それ以外に問題がある場合には、マウスピースを装着しても、かえってマウスピースが邪魔でつけていられないという報告を患者さんからよく聞くことがあります。

顎関節症による噛み合わせ治療の必要性

噛み合わせの治療が必要な場合は、以下のような症状の場合です。

①歯ぎしりがあり、歯が削られてきている

②日常生活で歯を食いしばることがある

③ストレスが多く、過度に噛みしめることがある

このような症状が見られる場合には、マウスピースを装着することで顎関節にかかるストレスを軽減させ、同時に歯の保護にも役立ちます。

顎関節症の手術について

顎関節症で口が開かない症状では、現在外科的手術はほとんど行っておらず、保存療法が原則となっています。

顎関節症で歯を削るの?

顎関節症で歯を削ると言われたら、答えはNoです。

その理由は、原因は顎の問題で歯の問題ではないからです。

仮に歯に問題があると診断され、歯を削った場合、その時は歯の噛み合わせ自体はあっているかも知れませんが、問題である顎関節の問題が解決されないと症状は良くなりません。

歯を削られた患者さんは、顎関節の治療をした場合、再度歯の高さを調整する必要を後に考えなくてはなりません。

顎関節症の整体について

ここで説明する整体は、カイロプラクティックによる手技療法になります。

カイロプラクティックと整体は、区別がわからず同じ治療法と思っている方も非常に多いかと思います。

カイロプラクティックによる顎関節の徒手矯正は、顎関節にズレが見られる時に有効な治療法です。

歯の噛み合わせがあるときには、症状において並行して治療ができますが、歯に問題がある場合には歯科・口腔外科の専門医にご相談するといいです。

顎関節症による徒手矯正の効果

顎関節がロックされた状態では、まず顎関節症の徒手矯正を行う前に、顎関節に関連する筋肉の緊張を緩める治療と顎関節のズレを直接徒手矯正を行うことによって、関節のズレと関節円板を同時に戻す効果が期待できます。

また顎関節の治療以外にも顎関節は頸椎と密接に関連しているため、症状によっては、頸椎の矯正を行うことで非常に良い結果を得ることがあります。

顎関節症で口が開かなくなった時の応急処置とは

口を閉じた時に、痛みがあるようでしたら、約10分ほど痛みのある顎関節付近を氷嚢などで冷やします。

痛みが和らいだ場合には、その後蒸しタオル等で患部を温めて安静にしておきます。

患部を触っても痛みが我慢できるくらいならば、次項で説明する顎関節のマッサージを行うと良いです。

顎関節症のマッサージ法

顎関節症を自分で対処する方法としてマッサージ法のやり方をご紹介します。

こちらで紹介するのは、マッサージというより、ストレッチ、運動療法のやり方になります。

下記をご参照ください。

マッサージ法①左右の顎関節を上下に動かすストレッチ

マッサージ法②下顎骨を下方に動かすストレッチ

顎関節症を完治するには

顎関節は、口の中に縦指3本が入る状態が正常な関節の動きです。

もし指3本が口の中に入らなければ、正常な可動性の範囲ではありません。

顎関節症を完治し、再発しないようにするには、原因と症状を見極めて、一番適した対処、治療法をうけることです。

症状と治療がカチッとはまれば、きちっと成果に繋がると思います。

まとめ

顎関節症は、重症化してしまうと関節をつつむ関節包や靭帯、関節円板のズレによって関節や筋肉の硬直が起きて、回復に時間を要することがあります。

できれば、口を開けた時に下あごが左右どちらかに偏位(偏っている)している場合、顎関節に違和感、痛みを感じるような時は、早めに専門家にご相談した方がよいです。

よく、日頃から顎がカクカク音がすると言う場合、この症状って「顎関節症」と思われる方がおりますが、単に音がするだけでは、顎関節症とは言いません。

左右顎関節のバランスと口を開けた時、閉じる時の顎の動きが重要なポイントです。

もし気になる方は、一度鏡でご自身の顎を確認して見るといいですよ。

 

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この記事を書いた人

大須賀 昭 Oosuga Akira

院長
資格柔道整復師免許(国家資格)

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