顎関節症による整体治療  顎の痛みの原因と顎のズレの矯正

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「顎関節症による整体治療  顎の痛みの原因と顎のズレの矯正」

顎関節症の原因と症状 のレベルはどのくらいなの?

そもそも、顎関節症とは顎を動かす筋肉である咀嚼筋に負担がかかっていたり、耳の穴の手間にある顎関節に支障があるときに顎がカクカク音を立てる状態のことを言います。

食べ物を食べて噛むたびに、カクカク、ゴリゴリ音を立てるので不快に感じる方も多いのではないでしょうか?

顎関節症の本人が不快な音に気づきますが、症状が悪化するとまわりにも音が聞こえてしまうので、はやめに治療しておきたいものです。

また、音がなるだけではなく、顎に痛みが生じたり、口が開きにくいケースもあります。

しかし、顎関節症が悪化することで命に関わったり、日常的に大きな支障を与えることは考えられないので安心してくださいね。

一般的には、歯科医の治療や整体院での矯正、ストレスを解消することで改善できます。

そして、顎関節症の原因は未だに不明なことが多いですが、以下のことがあげられます。

  • 精神的なストレス
  • 頸椎のずれ
  • 顎関節のずれ
  • 虫歯や歯並びが原因で噛み合わせが悪い
  • 歯ぎしり

このような、精神的なストレスや歯ぎしり、かみ合わせで思い当たるものがありましたでしょうか?

虫歯や歯並びは、歯科を受診して歯科医にご相談をしてみると、治療をしたりすぐに解決方法が見つかります。

しかし、精神的なストレスや寝ている間の歯ぎしりをすべて改善するのは至難のわざ。

あなたのリラックスできる方法を見つけだしストレス解消に徹することをおすすめします。

例えば、『お好きな香りの入浴剤をいれてゆっくり半身浴をする』『軽いランニングをしてみる』『セルフマッサージをしてみる』というのもご自身の体を癒してリフレッシュできるかと思います。

多忙のなか、ご自身の体に目を向ける時間は僅かかもしれませんが、ちょっと頑張って体に優しくする時間を作ってみてくださいね。

顎関節症の原因のひとつである『顎関節のずれ』『頸椎のずれ』については次の章で詳しくお伝えしていきます。

そして、顎関節症には3つのレベルにわけられているので、あなたの状態をチェックしてみてくださいね。

レベル①

あくびなどで大きく口を開けたときに『カクッ』と顎が音を立てる状態。

たまにしか鳴らないので、気づかない人や、気にしないも少なくありません。

いつも同じ方の歯で食べ物を噛む癖があったり、方杖をついてしまう方は意識して改善しましょう。

日常的に細かい左右非対称の癖を修正していくことで、顎関節症を改善できますよ。

レベル②

口を開けると顎がカクカクなって、痛みを生じるケースも少なくありません。

大きく口を開けにくくなるため、大きくカットされた食べ物が食べにくくなります。

カクカク、ゴリゴリという音が耳元で聞こえてくるので、不快感が強くなり、ストレスになってしまう場合も。

口腔外科や歯科、整体などを受診して本格的に治療を進めるようにしましょう。

日常的なケアでは、就寝時にマウスピースを装着して、歯ぎしりを防ぐこともおすすめです。

レベル③

顎関節症の末期は、口が2cmほどしか開かなくなるクローズドロックという状態でなります。

食事はもちろんのこと、会話までできなくなるのですぐさま病院を受診するようにしましょう。

この状態になるまで放置してしまうと歯科での治療が困難になります。

外科処置にて、骨の整形をしたり関節円盤を取り除いて治療をしていきます。

顎関節症のレベルが高くなる前に、はやめにあなたにあった治療を進めていくようにしてくださいね。

原因不明の顎の痛みは、頸椎のずれや顎関節のずれが原因です!

顎関節症の原因は、ストレスによるものや、歯ぎしり、かみ合わせがあげられます。

しかし、それらの原因が思い当たらない場合は『頸椎のずれ』や『顎関節のずれ』が考えられます。

これらの顎まわりの骨や関節にずれが生じることで、全身にも歪みが出るケースも高くなります。

全身が歪むと、骨や筋肉が血行を抑制したり、内蔵が正しい位置で保持されず機能が低下して体にあらゆるトラブルを引き起こします。

頸椎のずれや顎関節のずれは、すぐさま改善する必要がありますよ。

これらのずれは、『食べ物を噛むときに左側で噛む癖がある』『右の奥歯がぬけているがそのまま放置している』『どちらか片方の腕で方杖をつく癖がある』などの左右非対称の行動によって起こります。

次の章から、治し方について触れながら解説していくので参考にしてみてくださいね。

顎関節症は治らないの?顎関節症が治らないと言われた方必見!

顎関節症で歯科に受診して『治らない』と言われた方も少なくありません。

顎関節症の重度の場合は、口が2cmほどしか開かないため、一般的な歯科では治療が難しくなります。

その場合、大学病院の外科などの招待状を出してくれるので、早めに足を運ぶようにしましょう。

また、治療では骨の整形をしたり、関節円盤を取り除く治療が行われます。

しかし、それだけで顎関節症が完治するということは考えられません。

というのは、顎関節症は顎関節や頸椎がずれて起こるものなので、これのずれを徹底的に改善する必要があります。

日常的な左右非対称な行動を見直したり、整体で体の歪みを整えることで顎関節症を根本的におさえられると言えるでしょう。

顎関節症でマウスピースは必要なの?顎関節症でマウスピースが合わないと言われた方

顎関節症でマウスピースが必要な方は、噛み合わせや歯ぎしりが原因の場合が多いです。

日中は、歯を強く食いしばらないことや歯ぎしりを意識して止めることができます。

しかし、就寝中は無意識の状態で歯ぎしりなどをしているためマウスピースで防ぐと良いでしょう。

歯のくいしばりや、歯ぎしりでは顎関節や頚椎にまで負担をかけてしまいます。

そのため、マウスピースを装着して負担を軽減させてあげてくださいね。

歯科を受診するとマウスピースによる治療をしてくれることがほとんどです。

なかには、昼用と夜用のマウスピースを作ってくれる歯科もあるので早期改善が期待されますよ。

また、マウスピースが合わないと言われた方は、歯科医院を変えてみてはいかがでしょうか?

マウスピースは、それぞれの歯にあったものを一から作っていくので合わないことは考えられません。

市販のマウスピースも販売されており、熱湯につけて作ることが可能です。

しかし、マウスピースによって歯が変形したり、顎関節に負担がかかるケースも少なくないため専門医に作ってもらいましょう。

ご家族や友人に「寝ているときに歯ぎしりをしているよ」と指摘されたことがある方や、朝目が覚めたら歯に違和感がある方はマウスピースでの治療をおすすめします。

顎関節症の整体治療と顎関節症を改善する治療方法

顎関節症の治療は、歯科医で行うものと考えている方も多いのではないでしょうか?

しかし、顎関節症は体のずれによって生じるものなので歪みを改善する整体での治療もおすすめです。

整体での治療方法をご紹介するので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

①まずは状態を伝えて体や顔の歪みをみていきます。

②痛みの原因である部分を把握します。

③柔道整復師による施術を行います。

④次回の進め方やご自宅での改善点をお伝えして終了です。

顎関節症は、治療せずに放置しておくことで顔にまでずれが生じてしまうケースも少なくありません。

柔道整復師による治療で、体の歪みを徹底的に解消して顎関節症を改善しましょう。

まとめ

顎関節症の原因は未だに不明なことも多いですが、歯ぎしりやかみ合わせによって、顎関節に負担がかかってずれが生じて起こることがほとんどです。

食べているときや会話を楽しんでいる最中に、カクカク、ゴリゴリという音が耳元で鳴ると不快ですよね。

そんな顎関節症を放置してしまうと、外科での治療が必要になるので早めに改善するようにしましょう。

歯科で歯並びの矯正を行うと共に、整体での治療も並行して行い、体の歪みを徹底的に整えてみてはいかがでしょうか?

 

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この記事を書いた人

大須賀 昭 Oosuga Akira

院長
資格柔道整復師免許(国家資格)

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