顎が痛い!片方の顎に突然の痛み・・・このような時何科にかかればいいの?顎の痛みでお困りの方必見!顎関節症の治療方法
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「顎が痛い!片方の顎に突然の痛み・・・このような時何科にかかればいいの?顎の痛みでお困りの方必見!顎関節症の治療方法」
以前は、歯の噛み合わせが顎関節症の原因と言われていましたが、実際には顎関節症と考えられる原因は様々です。
毎日の咀嚼運動により顎関節には非常に負担がかかり、精神的なストレスでは食いしばりで顎関節や筋肉に負担がかかりやすくなります。
今回は、そんな顎が痛くなる顎関節症の治療方法について解説致します。
目次
顎関節症の原因と症状、顎関節症はストレスが原因なの?
ある日突然、口が開かなくなった、あごを動かせなくなった、物を噛む時に顎が痛いなど顎関節は、日常生活の中でも非常に悩まされる疾患です。
このような症状は、毎日繰り返される、歯ぎしり、食いしばり、噛み合わせの悪さ、片方で噛むことが多い、あごの酷使など顎関節にストレスがかかることで発症します。
顎関節には、毎日無意識の中で思った以上にストレスがかかっているのです。
そういった中でも、顎関節症にならない人もいます。
なぜならあごの関節には、耐久性と筋肉に個人差があり、なりやすい人となりにくい人の差もあるからです。
また生活が変わる時期では、歯を食いしばる癖やストレスにより、顎関節への負担が増大します。
子供の顎関節症では、歯並びや、噛み合わせの悪さが原因にもなります。
現代社会では、デスクワークが多くなり、パソコンやスマホ使用時での不良姿勢によっても起こります。
顎関節症は、男女比率で言うと圧倒的に女性に発症しやすい疾患です。
その理由は、女性は男性に比べ、顎関節の構造に違いがあります。
関節面となる関節窩が浅く、関節に安定感がないために顎関節症になりやすいのです。
顎関節症の症状は様々で、その中でも代表的な3つ症状は、
・口を開けようとすると顎が痛む
・口を開けづらい
・顎関節に音が鳴る
中には自然に症状が消失することがありますが、顎に負担をかけ続けると症状が悪くなる恐れがあります。
片方の顎の付け根が痛い!左顎が痛い時と顎の付け根を押すと痛い時の理由とは
咀嚼をする際、通常片側で噛む習慣があります。
食事をする時、ガムを噛む時など繰り返し片側にかかる負担により、顎の付け根に痛みを生じるようになります。
左顎が痛い時と顎の付け根を押すと痛い時の理由とは
通常、物を噛むとき左右どちらかの奥歯で噛むことになりますが、左右差で言うと一般的には左奥歯で噛む習慣の方が多いため、左顎が痛くなると推測されます。
また左顎が痛いから、左の顎が悪いと言うことはなく、右顎が原因となって左顎に痛みがある場合もあるので、一概には痛みがある側が原因とは特定はできません。
時間の経過で左右の顎関節のバランスが崩れ、頸椎にも症状が及んでいる場合があるからです。
顎の付け根を押すと痛い時の理由とは、顎関節のずれによって、関節面が変位しているため、顎のズレを矯正して正しい位置に調整しないと押した痛みは改善されません。
顎関節がズレたまま放置していると炎症が広がり押すと痛いほどの症状を抱えてしまいます。
次に寝る姿勢でも、顎関節に負担がかかります。
横向きで寝ている姿勢で、長い時間口を開けて寝ていると、顎関節にズレを生じることが考えられます。
もし口を開けて、横向きで寝ている方は、顎関節症になっているかも知れません。
顎関節症のストレッチと顎関節症のマッサージ
顎関節症を取りあえず自分で予防する方法としてストレッチとマッサージを取り入れる方法をご紹介します。
症状を放置しておくと炎症が進み、痛みを引かせる時間が遅くなってしまいます。
そういったことから早く対処し、食事に影響がないよう早めの対策が必要です。
顎関節のストレッチには、簡単にできる2つのストレッチが有効です。
左右の顎関節を上下に動かすストレッチ
左右の4指(2~4指)を使い、顎関節を上下に動かします。
10回を3~5セット行います。
下顎骨を下方に動かすストレッチ
下顎骨を左右の指で下方に引き下げます。
10回を3~5セット行います。
顎関節症のマッサージは、顎周辺の筋肉を覆う筋膜をマッサージで緩めるように行います。
顎関節は、ずれて関節にロックがかかることで口が開かないといった症状を引き起こします。
まずは、顎周辺の筋膜が癒着やこわばりをマッサージで緩めてから行うと比較的楽になることがあります。
顎関節症の簡単な治し方
簡単な治し方の一つとして自宅で簡単にできるマッサージがあります。
側頭部、頭頂部の筋肉を左右の4指で円を描くように軽くマッサージを行います。
顎の使い方では、決まって片側で噛まないことです。
出来るだけ左右均等に噛む習慣をつけると負担が一点にかからず、顎関節を自然に治すことに繋がります。
顎関節症の完治までは難しいと思いますが、次に行う運動を行うと症状が改善される場合があります。
試しに行ってみると良いです。
この運動方法は、顎関節がズレた場合、関節内にある関節円板を自然に整復する方法です。
うまくいけば、ズレた関節円板が元に戻る可能性があるという事です。
その方法は、口を最大に開けて顎がカクッと音がした時、下顎を前に突き出し、その次に突き出したままの位置から口を閉じると同時に顎を元に戻します。
顎関節症の自然治癒と顎関節症の治療方法
顎関節症の自然治癒が可能な判断基準は、口を開けた時に指が縦に3本口に入るかです。
もし3本入らない状態の場合は、自然治癒は難しいと判断すべきです。
口の開閉が難しく、痛みが治まらない場合には早期に治療をうけるべきです。
時間が経過していくと、顎を取り巻く筋肉の拘縮や、関節円板が関節外に出てしまうと非常に治りにくい状態となってしまいます。
口を開ける時に音が鳴る症状があり、痛みを生じない状態の場合、自然治癒は可能と考えられます。
関節を使う頻度が多い人は、一般的に音が出やすい傾向にあります。
この音は、顎関節に限らず、指など他の関節にも言えることです。
ただし、音を意図的に鳴らすのは、関節面にストレスを掛け、癖にもなり、関節が変形することになるので、無理に音を鳴らすことは控えましょう。
現代代会では、パソコンの生活習慣やストレスの影響で、顎関節症を誘発する要因が多くなっています。
出来るだけ、顎に緊張する要因を解消し、ストレスを除去する工夫が必要です。
口を開けた時に上顎骨と下顎骨の正中線が合っていない場合は、顎関節のずれがあるため、顎関節の矯正を行う必要があります。
また顎関節以外にも上部頸椎も顎に影響を与えますので、顎関節症に起因する症状を見極め治療することがポイントになります。
まとめ
顎関節症は、日常生活での要因によって顎のズレ、筋肉の硬直が進み、引き起こされることがほとんどです。
日常、決まっていつも同じ片側の顎で噛まないように、時には反対側で噛むように工夫し、緊張状態から解放してリラックスする時間をつくることも大切です。
寝方を変えることで顎関節症が和らぐことも少なくありません。
まず、出来ることから行い、ストレスを解消し、毎日の食事をおいしく食べたいものですね。
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