朝起きると腰が痛い3つの原因と対処法

この記事を読むのに必要な時間は約 15 分です。

「朝起きると腰が痛い3つの原因と対処法」

朝起きたら、布団から起きるのがつらい。。。腰が痛くて起き上がれない。。。もしこのような症状があった場合、あなたの腰は急性腰痛症の疑いがあるかも知れません。

寝起きの腰痛の場合、正しく対策をする事で早期に症状を軽減することができます。

「普段から腰の痛みを感じているけど、朝特に腰が痛い・・・」という方や「日中や夕方には痛みは少しやわらぐけど、朝起きた時がとにかく腰が痛い・・・」と朝起きた時の腰痛で困っている方は以外と多いのです。

朝起きた時、腰の痛みで悩んでいる方は、通常の腰の痛みとは違う原因で腰の痛みが出ている可能性があります。

朝起きたら腰が痛いのはなぜ?

朝起きて予期せぬ腰痛を経験したことありませんか? 

朝になると腰が痛くなるのはなぜでしょうか?

このような腰の痛みは朝一番、寝た姿勢から立った状態に移行する時に感じることがよくあります。

この痛みは、通常長時間による筋肉のこわばり、睡眠による血流の低下が原因で起こります。 

通常徐々に動かすと症状は治まります。 

朝に起こる腰の痛みは周期的に発生することがありますが、人によっては 他の人よりも頻繁に痛みがあり、持続的な痛みは、次のような様々な問題によって引き起こされる可能性があります。

  • ストレス
  • 慢性的な腰痛疾患
  • 睡眠時の寝る姿勢

朝起きたら腰が痛い理由と改善方法

朝目覚めて起きてから腰の痛みで現在悩んでいるのであれば、以下の原因に当てはまっていないか一度ご自身でチェックしてみて下さい!

朝腰が痛くて目が覚める3つの原因

①筋肉が筋肉が凝り固まっている

疲労の蓄積によって腰や身体全体が凝り固まっていると朝の腰痛が引き起こされるケースがあります。

疲労が蓄積する事により身体の血流は悪くなります。

その結果、筋肉が回復できない状況のまま朝を迎えることになります。

体が休んでいる状態(寝ている状態)から動き出すときは、身体に一番負荷がかかるため、通常であれば問題ない動きでも、朝の腰痛を引き起こす事があるのです。

②寝ている時の姿勢が悪い

朝起きた時に腰が痛い人の多くは寝方が悪いです。

腰痛がある多くの方は仰向けで寝るのがつらかったりします。

ですが、どのような寝方がいいのか?と言われれば仰向けで寝るのがベストです。

仰向けで寝るのが辛い方で、膝を立てていると仰向けは大丈夫だけど、足を伸ばした状態では仰向けで寝ていられないという腰痛の患者様は非常に多いです。

理由は、腰椎のカーブ及び弯曲、骨盤のバランスや傾きが悪いと仰向けでは背骨が反って床に付かないので苦しくなるケースが多いからです。

この様な腰椎や骨盤のバランスが崩れている方は反り腰のタイプの方が非常に多いのです。

仰向けになった時に腰の下にすっぽりと手が入る様であれば反り腰の可能性が高いと思われます。

③睡眠前の暴飲暴食や睡眠不足

腰痛に食事や睡眠?と思われるかもしれませんが、これが意外と腰痛に関係している事があります。

それは内臓の状態と腰痛には非常に関連があり、内臓が疲労することによって腰や背中の筋肉が硬くなってしまうことがあります。

日中はあまり腰痛が無いのに朝だけ特に痛い、朝も日中もあまり痛くないが夜になると痛くなってくるという方は内臓から生じている腰痛の可能性が高いと考えられます。

特に腸や腎臓、肝臓など主な内臓は「大腰筋」といわれる腰の奥の方にある筋肉と密接に関与している為、内臓が疲労して内臓やその周りの組織が硬くなることによってこの大腰筋も硬くなり腰痛を引き起こしていることがあります

食事は出来れば睡眠する前の3時間前には済ましておくことが望ましいです。

この生活習慣は腰痛だけではなく内臓に負担がかかり病気などにもつながる可能性もあるので注意しましょう!

睡眠時の姿勢が関係?朝起きたら腰が痛い原因と解決策

朝、腰が痛い原因はマットレスのせい?

朝寝起きの時に感じる症状は、枕・布団・マットレスが腰痛の原因と思われる方も多いでしょう。

なぜマットレスが原因で腰痛になるのでしょうか?

よくあるのが旅行に行った先で枕や布団が合わなく「腰が痛くなった」、「首が痛くなった」、「肩が凝るようになった」などです。

腰痛の症状を持っている時、身体に合わない布団・マットレスを使ったとき、腰痛は悪化します。

その症状は、脊椎の生理的なカーブが正常ではない時です。

腰痛対策におすすめの布団・マットレスの選び方

腰痛対策で毎日必要なのが布団やマットレスです。

最近は、ベットで寝る方も多くなり、布団ではなくマットレスの方も多くなっていますが、基本は、どちらも柔らか過ぎず、腰痛の方にはどちらと言えば硬めの方がよいです。

おすすめの布団とマットレスとは

一般的に腰痛対策には、適度な硬さがある布団やマットレスがよいと言われています。

しかし、腰痛症状は人それぞれ異なりますので、すべての腰痛に当てはまるわけではありません。

腰痛のタイプにより硬さのある布団・マットレスが適している場合もあれば、柔らかい布団・マットレスの方が適している場合もあります。

腰椎前弯が強い場合、柔らかめで、腰椎後弯が強い場合には、硬めの方がよいかも知れません。

腰痛をやわらげるには、寝る姿勢はどのような姿勢がよいか?

正しい寝る姿勢とは、背骨のS字カーブが、立ったときと同じように保たれている状態です。

そういったことから正しい寝姿勢を保つには、寝ているとき、頭部に8%、背中に33%、腰や臀部に44%、脚部に15%の割合で体重が分散され、全体重の約80%が背中や腰、お尻に集中するようにするのが効果的です。

以上のことからも寝ているときに腰が沈むようなマットレスを使用し、体重が分散しないと背骨のS字カーブが保てず、腰痛を発症しやすくなります。

一方で腰が沈まないマットレスを使用すると、しっかりと寝返りが打ちやすくなり、血行もよくなります。

腰が痛い時、痛みを和らげる3つの対処法

朝起きたら腰が痛い時、行う腰痛ストレッチ

毎日、朝起きたら腰が痛いのは、つらいものです。

出かける予定の日に、突然ぎっくり腰になったしまった!・・・こんなことはよくあることです。

このようなことにならないためにも、日頃からの対策が必要です。

気が向いたときだけ・・・。ここ最近つらくないから・・・。そんな理由で怠けていると症状は、突然現れますよ。

そうならないためにも簡単に行える腰痛ストレッチを説明致します。

毎日簡単に行える腰痛予防ストレッチ

①リラックスした姿勢で左右伸ばします。(腰椎椎間関節の可動性を広げ、脊柱起立筋の柔軟性をつけます。)

②仰向けの姿勢で両膝を曲げ、上後方に引き寄せます。(腰椎椎間関節の可動性を広げ、脊柱起立筋の柔軟性をつけます。)

 

③ランジを行う姿勢で腸腰筋を伸ばすと同時に股関節の可動性を広げます。

朝起きたら腰が痛い4つの原因と対処法

朝起きたら腰が痛い原因と対処法について解説します。

腰痛の原因は様々ですが、以下は一般的な理由と対処法です。

特に寝返りを打ちながら長時間同じ姿勢で寝ていると、腰に負担がかかりやすくなります。

急な腰痛の原因と対処法

朝の腰痛の原因 

①寝る姿勢 

毎朝背中や腰に痛みがある場合は、睡眠時の姿勢が原因である可能性があります。

姿勢が悪いと背骨に圧力がかかり背骨の自然なカーブが平らになってしまうことがあります。

これにより 背中や腰に負担がかかり、関節に不快な圧力がかかる可能性があります。

うつ伏せで寝ることが多い場合、腰痛が定期的に起こる可能性があります。

より良い睡眠と背骨の健康のためには睡眠姿勢を変えることを検討するとよいです。 

また膝の下に枕を置いて横向きまたは仰向けで寝ることを推奨致します 

うつ伏せで寝ることが唯一快適な姿勢である場合は、骨盤または腹部の下に枕を置いてサポートしてください。

これは背中にかかる 圧力を軽減するのに役立ちます。

②マットレスが合っていない

悪い姿勢が腰痛の原因でない場合は、その原因はマットレスにある可能性が非常に高いです。 

古いマットレスを新しいものに変えると睡眠が大幅に改善されます。 

③妊娠

妊娠中の腰痛は非常に一般的で、一部の女性は妊娠8週目でこの痛みを経験することがありますが、問題になる可能性が最も高いのは5ヶ月目から7ヶ月目です。

妊娠は腰の筋肉に負担をかける可能性がありますので長時間眠った後、 朝になると腰痛が悪化してこわばりが起こることがあります。

こわばりや 筋肉の緊張が長く続く場合、痛みや不快感を軽減するには 背中に力を入れ足を伸ばして足を使って立ち上がるようにしてください。 

④椎間板変性 

椎間板変性疾患は通常大きなきっかけとなる出来事がなくても発生します。

それは体の老化や摩耗により発生します。

この加齢に伴う症状は椎骨間の 椎間板が劣化し始めると発生します。

この結果、激しい痛みや不快感が引き起こされ、 朝に悪化する可能性があります。

また場合によっては、椎間板の変性によって不快感が生じないこともあります。

椎間板内の圧力は通常朝の方が高くなります。

腰が痛い時の対処法

寝る前に行うこと

  • 合ったマットレスを使用する

正しいマットレスと枕を使って体を支えましょう。

横向きに寝ることで腰にかかる圧力を分散させることができます。

  • ストレッチを行う

リラックスして軽いストレッチや運動を行うと、筋肉の緊張を並行することができます。

日中の活動や姿勢の悪さによって、腰の周囲の筋肉が緊張してしまうことがあります。

それが朝になっても続いていると腰痛を感じることがあります。

一日中は適度な運動やストレッチを行い、腰回しの筋肉を緩めることが大切です。

正しい姿勢を意識して座る・立つ・歩きましょう。

腰への負担をなくす

重い荷物を持ち歩く、長時間のデスクワーク、姿勢を定たない椅子に座るなど、腰に負担がかかる習慣が腰痛の原因になることがあります。

デスクワークの場合は、姿勢を整えるための適切な椅子やデスクを使い、定期的な休憩とストレッチを行うことが大切です。

椎間板の問題がある場合

椎間板ヘルニアや変形性腰痛症など、腰の構造に関連した問題が腰痛の原因となることがあります。

このような時や腰痛が続く場合は、医師に相談し適切な検査、診断を受けましょう。

腰痛の原因と対処法は個人によって異なる場合があります。しばらく痛みが続く場合は、医師に相談することをおすすめします。

セルフケア

そんな時はご自身でこのようなセルフケアをしてみて下さい。

「せっかく出かける予定だったのに」、「大事な会議があるのに」など何としても動けるようになりたいですよね。

でも病院や整骨院に行く時間がないけど何とかしたい!

1)痛い部分を氷で冷やす

ぎっくり腰の症状で特に痛みが強い時は、患部で炎症が強く起こっている状態です。

痛くなり始めて痛みが強い時は、特に何でもない所と比較して触ってもらうと分かりますが触ると患部が熱を持っています。

そんな時に強くマッサージをしたり、お風呂で温めすぎると逆に痛みが強くなることがあるので、早い段階で氷やアイスノンなどで患部の熱、炎症、痛みを取り除いてあげることが早期回復には重要です。

2)痛みが出ない様にゆっくりと動かす

当たり前かもしれませんが、痛みが強い時は痛みを感じない方向にゆっくりと体を動かして下さい。

寝返りもなるべく痛みが出ない方向にゆっくりと体を動かす、起きたりする動作や姿勢を変える時も痛みが出ない方向にゆっくりと体を動かして下さい。

この時気を付ける点は、腰を捻じらないことです。

なぜならば捻じることで、椎間板や関節面を痛める原因となるからです。

身体のトラブルで動けなくなった時は、普通の動きを考えずに、痛みが出ない様に、負担がかからない様にまず動かせるところから動かしていくという事が大事です。

3)骨盤を治療する姿勢をとる

膝の下にクッションなどを入れて股関節を90°曲げ、膝関節も90°曲げた状態にしてから、その体制をキープします。

足を挙げるのもつらい方は無理をしないで下さい。

この足を挙げた状態は骨盤に対してうまく負荷がかかるので骨盤が安定しやすい状態へと徐々になっていきます。

多くの方は、違和感があったけど放っておいたら急に痛みが強くなった、酷い状態になってから来院される方が多いです。

酷い状態になってからですと身体が回復するまでにどうしても時間がかかるケースが多いのです。

そうなる前に予防をする!ことも治療の一つですよ!!!


興味のある方は、下記から無料登録ください。

毎月お得な情報及びメルマガをお届けしています。

 

LINEで気軽に聞いてみる

 

この記事を書いた人

大須賀 昭 Oosuga Akira

院長
資格柔道整復師免許(国家資格)

サイトの運営者情報

亀有ひまわり整骨院

〒125-0061
東京都葛飾区亀有5-50-5 1F
03-3628-9955

受付時間
月~金:9:00~12:00
16:00~20:00
土  :9:00~15:00
休診日:日・祝日

当院のFacebookページ

関連記事

コメントは利用できません。

最新の投稿

ページ上部へ戻る