肩に激痛があって眠れない!肩の痛みが取れないときの治し方は?
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「肩に激痛があって眠れない!肩の痛みが取れないときの治し方は?」
「夜になると肩に激痛が…」「痛みがひどくて眠れない」そのような辛い肩の痛みにお悩みの方も少なくありません。
なぜならば、肩関節の症状は「夜間痛」といい夜に痛みが現れるものが多い傾向にあるからです。
本記事では、痛みがとれなくて眠れないときに実践すべき治し方や、肩が痛む原因を解説していきます。
肩の痛みは放置せずに、はやめに原因を取り除いて体のコンディションを整えましょう。
目次
肩の痛みが取れない!肩がズキズキ痛む原因とは?
肩の痛みは夜に現れる「夜間痛」が特徴的なので、眠っているときに肩がズキズキ痛くなって目が覚めるケースも少なくありません。
肩がズキズキと痛むのは一体なにが原因なのでしょうか?
ここでは、代表的な肩の痛みについて解説するので、あてはまるものがあるのかをチェックしてみてください。
- 肩こり
まず、肩がズキズキ痛むと考えられるのは「肩こり」ではないでしょうか?
肩こりは、多くの人が頭を抱えている症状のひとつなので、病院などに行かずに我慢する人が多いです。
しかし、肩の凝りやハリは放っておくと痛みに変わって、頭痛や吐き気を伴うことも少なくありません。
肩こりがひどくなれば日常生活に支障をきたすため、はやめに対処しましょう。
- 五十肩
「夜にズキズキ痛みがでる」場合、一番に疑いたい症状は五十肩です。
肩関節に痛みが出て、関節を動かしにくくなる特徴があります。
そのため、服を着たり脱いだりするのが難しくなって日常生活に支障がでてくるので、はやめに治療を進めましょう。
- 肩腱板断裂
40歳以上の人に発症しやすく、右肩に痛みが出るケースが多いです。
肩腱板断裂は、夜間痛を起こしやすいため夜になると肩がズキズキ痛みます。
肩の代表的な症状のなかから思い当たる症状があれば、整骨院や整形外科を受診して適切な処置を行いましょう。
また、これらの中に思い当たるものがない場合も、原因を追及して痛みを改善するために、専門的な医師や柔道整復師などに診てもらってください。
肩の痛みが突然出た!肩が痛いのは病気?
重たいものを急に持ったり、前日にハードな運動をしたりしていないのに、突然肩の痛みが出たら不安に感じるものです。
どうして痛みが急に出たのかを、肩の症状にあわせて解説していきます。
なにもしていないのに、肩が急に痛くなった場合は、「五十肩」や「四十肩」の可能性があります。
また、肩に激痛が走り、その後腕がうえにあがらなかったり、服を着ることが難しく感じた場合は五十肩や四十肩だと考えられます。
これらの症状は、肩の可動域(動かせる範囲)が狭まる特徴があるので、肩を今までのように動かしにくくなることも。
医師や柔道整復師などの指導どおりに運動を行ったりストレッチをしたりすることで徐々に改善されるので、必ず自己判断せずに病院や整骨院を受診してください。
腕を上げると肩が痛い!腕が上がらない!二の腕が痛い理由は?
先述した通り、腕があがらないときに考えられる病気といえば「五十肩」や「四十肩」。
とくに、最近では20代や30代の人でも四十肩になるケースも少なくありません。
その原因は、肩や首に負担のかかる姿勢で、パソコンやスマホを長時間使っていたり、家事や育児で前のめりな体勢を長く続けているからだと考えられます。
また、運動不足によって肩まわりの筋肉が固くなり、血行を抑制していることも原因のひとつ。
肩関節の動きが狭まっていると感じているのなら、早めに整骨院や整形外科で診てもらうことが大切です。
肩の痛みが、20代から発症する「四十肩」ではない場合は、「腱板断裂」の可能性も秘めています。
四十肩や五十肩と腱板断裂はともて似たような症状なので、違いに気づかない人も大勢います。
「腱板断裂」は、肩関節の腱板が裂けるため、腕を上げるときに「ジョリジョリ」という聞き慣れない音がなることが多いです。
腕をあげにくいだけではなく、変な音がしたり、腕の力が入らない場合は「腱板断裂」の可能性が高いです。
肩が上にあがらないうえに、二の腕まで痛むのであれば「四十肩」や「五十肩」「腱板断裂」かもしれません。
右肩関節の痛みが気になる!20代で肩に突然激痛があったら病気?
「右肩だけ痛みがある」「左肩が痛い」など片方だけ痛みがあると受診される人は大勢います。
とくに、左肩が痛む場合、脇腹や背骨も一緒に痛みがあることが多く内臓疾患のケースが少なくありません。
呼吸がしにくかったり、冷や汗が出る場合はすぐさま神経内科を受診する必要があります。
反対に、右肩だけ痛みがある場合は、肩関節の病気だと考えられることが多く「肩こり」「腱板損傷」が原因にあげられます。
これらの肩関節の病気について見ていきましょう。
- 肩こり
そもそも肩こりは病気ではありませんが、20代で突然右肩関節に痛みが出た場合「肩こり」が原因の可能性も高いです。
日本人は、右利きの人が多く、右の肩関節に負担がかかりやすいため、筋肉が緊張して血行が悪くなることが原因で肩こりを引き起こします。
痛みに加えて、手や腕にしびれがある場合はすぐに病院を受診しましょう。
- 腱板損傷
腱板とは、腕を上にあげたり、腕を内側や外側にまわしたときに使う筋のこと。
この腱板は、日常生活を送るだけでも損傷や断裂が起きてしまうことがあるのです。
20代にもよく引き起る症状のひとつで、腕をあげたときに激痛がでる特徴があります。
また、20代でも「四十肩」になってしまうケースも少なくないので、肩に痛みがある場合は軽視せずにしっかりと痛みと向き合うことが大切です。
肩の関節が痛い!治し方が知りたい人必読
痛みの原因が血行不良であるなら、痛みをすぐさま緩和させることができます。
固くなった筋肉を揉んだりストレッチをしたりして柔らかくすることで血行を促せます。
それによって、疲労物質や老廃物などが血流と一緒に運ばれて辛い凝りやハリを解消できるでしょう。
しかし、ストレッチやマッサージをしても改善されない場合は、靭帯や骨が損傷している可能性もあります。
なかなか痛みが解消しない場合や、腫れや激痛があるケースは、触らずに整形外科や整骨院を受診してください。
ストレッチ方法
タオルを持って行うストレッチ方法なので、お手元にフェイスタオルやバスタオルを準備しましょう。
- 足幅を肩幅程度に開いてまっすぐに立ちます。
- タオルの端を持って肘を伸ばしたまま頭の上に上げましょう。
- そのまま肘を曲げて肩甲骨を動かします。
- 肩甲骨あたりにタオルがきたら再び肘を伸ばしてください。
この動作をゆっくりと5回繰り返しましょう。
ポイントは、肘を曲げるときに息を吸って、肘を伸ばしながら息を吐き切ることです。
肩周りの固まっている筋肉がほぐせるため、血行が促進されて肩の痛みが緩和します。
ストレッチを日頃から行って、肩周りの筋肉が固くならないように意識することも大切です。
しかし、肩関節を動かすこと自体難しい場合は、ストレッチをせずに病院を受診してください。
肩に痛みが出たら安静にすることも大事ですが、動かさずにいることで肩関節の可動域が狭くなるケースもあります。
動かすことができる範囲で、ストレッチやトレーニング、マッサージを行うことが重要なポイントです。
また、呼吸をしながら行うことで筋肉に酸素が運ばれてより効果が期待されます。
マッサージやストレッチの方法が分からない方は、ランニングやウォーキングを行うこともおすすめです。
その場合は、以下のポイントも押さえておくといいでしょう。
- 腕をしっかり振って肩甲骨を動かすこと
- 呼吸をしっかりすること
- 背筋を伸ばすこと
- 肩の力を抜いて行うこと
痛みがあるときは、家でじっとしてしまったり、なにもする気にならない場合も多いです。
ですが、そのまま放置しておくことでさらに痛みがひどくなるケースもあるので、適度な運動を取り入れてみてください。
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