腰が抜けそうに痛い腰痛。その原因と間違った予防法とは

  • 2018/11/28
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「腰が抜けそうに痛い腰痛。その原因と間違った予防法とは」

下のものを拾おうとした時、くしゃみをした時、重荷を持ちあげようとした時、うがいをしようと腰をそった時、日常の何気ない動作にも関わらず、

「あれ!?これはやばそうだな…」

腰が抜けそう!!!という経験ないですか?

普段から腰痛に悩みを持つ人で起こる症状として、腰に力が入らない、ガクッと力が抜けてしまうといったことが起こることがあります。

その結果、日常生活において支障を感じたり、今までなら薬で痛みを押さえておけば何とか過ごせていたが、急に何もできなくなり、怖さや不安で痛みがなくても「腰の踏ん張りが効かない」といった重大な問題に直面してしまう方も少なくありません。

これがさらに酷くなってしまうと、痛め止めの薬や注射といった薬物療法を使用したとしても対応できなくなってくる場合もあります。

それどころか手術が必要だと言われたという人も実際にいらっしゃいます。

腰痛が改善する事実とは?

一般的に腰痛の原因を決めるうえで病院や整形外科などで最も重視しているのは「画像診断」です。

そのため、原因がはっきりとせずに以下のように説明を受けることが多いです。

背骨と背骨の間が狭くなっていることで神経を圧迫している

・椎間板ヘルニアがあることで痛みが強くなっている

・骨がすり減っていたりして加齢によるものだから仕方がない

このように画像のみの診断によって説明されることが多いためか、治るはずだった腰痛が難しくなってしまい腰痛に悩まされる日常を送らなければいけないことも少なくありません。

腰が抜けそうな感覚を感じていたり違和感がある等、痛みが酷くなる前に適切な処置を受ければ大きな問題にならずに済むことが多いです。

腰痛の原因は画像だけではわかりません!

もちろん大きなヘルニアがあって神経をかなり圧迫していたり、手足がしびれて力が入らなかったりする場合は画像診断ではっきりと診断し、手術が必要になる場合もあります。

ですが、多くの腰痛は普段からの積もり積もった疲労であったり、日常のクセによって負担がかかりやすくなっているために起きていることが非常に多いです。

このようなことは画像診断で映るものでもなければ診断することもできず、しっかりと身体に触れて、話を聞いてそれらを合わせて判断することが必要なのです。

腰が抜けそうに痛くなる原因とは?

骨盤はいくつかの骨が連結してできており、左右の骨盤の間には仙骨と呼ばれる骨が挟み込まれて体は安定して立つことが出来ています。

仙骨は「車のハンドルでいう遊び」のような役割を果たしていて、この遊びの余裕があることで骨盤はスムーズに動くことが出来ています。

この安定性が失われることで腰が抜けそうな感覚になるのです。

この安定性を失うことで、骨盤の周りについている筋肉が固くなり腰痛になる、酷い場合にはぎっくり腰になってしまいます。

この原因を作らないようにすれば腰痛の予防になるのですが、効果のない間違った予防法をしている方が多いので間違った予防法を紹介したいと思います。

効果がない予防法

日常生活からずっとコルセットをしている

多くの腰痛で悩む方がつけているのがコルセットです。

普段から重荷を持つ仕事や力仕事をしている方で、仕事中に使うのは効果があります。

ですが、普段から「つけていると何となく安心するから」「守られている感じがするから」など痛みの予防として使っている方は長年腰痛に悩まされている方で多いです。

そうすると腰回りの筋肉はコルセットに頼ってしまうので筋肉が落ちてきますし、骨盤周りの筋肉も固まってしまいます。

そして何より「コルセットをつけていると安心」という認識が脳にとって当たり前になってしまい、コルセットがないと何もできない状況になってしまうのです。

なので、いきなり外すのは難しいので徐々に外すようにしていきましょう!

マッサージで筋肉をほぐす

よく定期的にマッサージに通っている方もいると思いますが、痛いところをマッサージでほぐしても腰が抜けそうになるのを予防できるかというとそういう訳でもありません。

腰が抜けそうになるのは、背骨を骨盤がしっかりと支えられなくなっていることが原因なので、その問題を解決しないことには効果がないのです。

逆に、筋肉をほぐすことで身体のバランスが保てなくなり、骨盤を支えなくなり不安定感を感じてしまうこともあります。

腰痛治療のまとめ

多くの慢性的な腰痛の患者さんは、今まで腰痛は治らない、一生うまく付き合っていかなければいけない問題だと考えていた方もいると思います。

治療をしても変わらない、治らないと思っていた腰痛も、しっかりと本当の原因を治療していくことで治っていく可能性は十分にあります。

人によっては腰痛の原因が足が悪くて骨盤のバランスがずれていて腰に負担がかかっていたり、首周辺が悪いせいで腰痛が出ていたりと原因は様々です。

その人その人にあった適切な治療を早めに行うことで、長年悩んでいた腰痛が改善するかもしれませんよ!!!

 

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腰が抜けそうに痛い腰痛。その原因と間違った予防法とは

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この記事を書いた人

大須賀 昭 Oosuga Akira

院長
資格柔道整復師免許(国家資格)

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