腰痛を治す方法とは?原因と治療の基礎知識・根本治療する方法も紹介

  • 2019/9/10
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「腰痛を治す方法とは?原因と治療の基礎知識・根本治療する方法も紹介」

腰痛が続いてどうにかして治したい場合、どのような治療法があるのか気になるところです。

腰痛の治療方法には、原因や状態によって、痛みを和らげる対処療法や、根本的な治療を選ぶことになります。

本記事では、自分に合った治療方法を探す際役立つように、腰痛治療の考え方や具体的な治療方法を種類別に解説します。

腰痛が出たら知っておきたい!原因・治療の基礎知識

腰痛の原因には、痛みに直接的な原因と間接的な原因で発症する腰痛のタイプに分けられます。

ここでは腰痛の主な原因や治療の種類など、基礎的な内容を紹介、説明致します。

腰痛の主な原因とは?

ここでは腰痛について考えられる主な原因を説明していきます。

腰痛は、脊椎部分に異常があるパターンと、ホルモン分泌といった間接的な原因のパターンに分けることができます。

前者の直接的な原因としては、神経は背中から腰にかけて腰椎を通過していますが、腰椎が何らかの理由で異常をきたしていると神経が刺激・圧迫されてしまい、腰から下半身部分にかけて広い範囲で痛みやしびれが発生することがあります。

直接的な原因となる疾患として代表的なものは、椎間板のなかの「髄核」というゲル状の組織が飛び出して神経根を圧迫・刺激する「腰椎椎間板ヘルニア」と、腰のあたりにある脊柱管が狭くなって神経が圧迫される「腰部脊柱管狭窄症」の2つが考えられます。

後者の間接的な原因としては、腰痛はホルモン分泌が異常になったり、血管性病変、脳梗塞などが原因で発生することがあります。

以上の原因を参考に痛みの特徴と症状を見極め、様々な治療へと進める必要があります。

治療方法の種類とは?

ここでは治療の種類について、保存療法、外科的療法(手術療法)やその他の方法について説明致します。

腰痛の治療方法には、中心的な方法である「保存療法」と、重度な場合に行われる「手術療法」、そのほかの種類に分けられます。

保存療法とは、根本原因を取り除くわけでないですが、痛みやしびれを和らげて様子をみるもので、鎮痛作用のある薬を服用する薬物療法や、トリガーポイント(発痛点)の神経に直接麻酔薬などで働きかける神経ブロック療法などがあります。

手術療法は外科的手術を実施して痛みを取り除いたり、異常を修復するもので、保存療法に効果がなかった場合に限って行われることが多いです。

そのほかの治療法としては、整体・カイロプラクティックや鍼灸、電気鍼、マッサージなどさまざまな施術方法があります。

腰痛を抑える保存療法とは?主要の治療方法を解説

腰痛で病院や整形外科にかかった場合、最初に治療として進められるのが、保存療法です。

保存療法と言っても、痛みや炎症を抑えていく治療が一般的に行われます。

ここではさまざまある腰痛の治療法のうち、保存治療について紹介していきます。

薬物療法

最初に代表的な腰痛の保存療法として、「薬物療法」が挙げられます。

ここでは薬物療法について説明致します。

薬物療法とは、薬物を用いて痛みの治療を行う方法で、腰痛の治療では最も一般的なやり方です。

使用する薬剤には、非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)、神経障害性疼痛治療薬、麻酔薬などがあり、用途に応じてさまざまな種類があります。

非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)は、ステロイド以外の抗炎症作用、鎮痛作用、解熱作用を持つ薬剤の総称で、主に炎症による痛みに対して使われます。

神経障害性疼痛治療薬は、痛みを伝える神経伝達物質が過剰に放出される状況を抑えて痛みを和らげる作用が期待されます。

薬物療法は「保存療法」と呼ばれることもあり、根本原因を取り除くわけでなく痛みなどの症状を軽減する対処療法として、まず最初に行われます。

理学療法

次に代表的な腰痛の保存療法として、「理学療法」が挙げられます。

ここでは理学療法について説明していきます。

理学療法とは、物理的な刺激を与えたり、適度な運動をしてQOL(クオリティーオブライフ:生活の質)を保つことで回復を目指す治療法です。

坐骨神経痛があると、痛みのため運動不足がちになり、筋肉や関節が衰えやすいので、運動不足が慢性化すると腰や背中の骨を支える筋肉が弱くなり、腰痛の回復が遅れる可能性があります。

理学療法は、ストレッチや筋力増強訓練を目的に運動をする方法です。

また、血行促進のために温熱療法を施したり、電気刺激で痛みを伝える神経の働きを抑えるなどの治療をすることがあります。

神経ブロック療法

3つ目に代表的な腰痛の保存療法として、「神経ブロック療法」が挙げられます。

ここでは神経ブロック療法について説明していきます。

神経ブロック療法とは、痛みの伝導路を遮断する目的で、痛みのトリガーポイント(発痛点)付近の神経周辺に局所麻酔薬を注射する方法です。

麻酔薬が神経に作用するため、痛みが伝わる経路をブロックすることができ、一時的、あるいは、半永久的に痛みが和らぐケースもあります。

初期療法が効かず痛みが軽減されない場合や、激痛で耐えられない場合など、慎重に使われる必要があります。

痛みを軽減することが目的で、骨の状態を回復させるものではないので、あくまでも痛みを抑える一時的なものとお考えください。

運動療法

4つ目に代表的な腰痛の保存療法として、「運動療法」が挙げられます。

ここでは腰痛治療によい運動療法について説明していきます。

運動療法とは、体幹の屈曲運動を中心にストレッチや筋力強化訓練を行い腰の関節や筋肉の機能を促進する治療です。

腰痛があると運動不足になって筋肉や関節が衰えやすく、腰や背中の骨を支える力も落ち、回復が遅れるという悪循環になることがあるため、痛みが軽減してきたら早期に運動療法を取り入れることです。

回復のためには、痛みのない範囲で筋力を鍛えることが重要です。

筋力が強くなると、腰や姿勢が安定し、関節や椎間板への負担が軽減します。

その結果、腰痛だけでなく下肢痛が軽減され、日常生活の改善も見込まれることになります。

運動をすることで筋肉の緊張をほぐして血行促進にもなり、痛みも改善され、再発しない安定した体を維持することができるようになります。

生活習慣の改善

5つ目に代表的な腰痛の保存療法として、「生活習慣の改善」が挙げられます。

ここでは腰痛の治療に役立つ生活療法を説明していきます。

腰痛は姿勢、食生活、日常の行動など、あらゆる生活習慣によって影響を受けるとされているため、日々このようなことを意識して生活することが必要です。

治療は診療や施術だけでなく、日常の意識も大切で、習慣次第では痛みやしびれを軽減することが期待されることがあります。

まずは第一に正しい姿勢を意識すること。

疾患がある場合その種類によってやや異なりますが、頚椎椎間板ヘルニアなら脊椎の自然なS字カーブを保つ姿勢を、腰部脊柱管狭窄症なら少し前かがみになり楽な姿勢をとることが一般的に見られます。

体重が重いと腰や背中の骨・筋肉に負担をかける可能性があるので、適度な食生活を心がけることが大切です。

冷えると血管が収縮し血行も悪くなるため、なるべく体を冷やさないように気を付けることも必要です。

座りっぱなし、立ちっぱなしは、症状を悪化させる可能性があるため、意識的に体をほぐす動作で体を動かすことです。

そして最後に、ストレスを強く感じると腰痛が起こることがあります。

これはストレスにより自律神経の働きが正常に行われなくなり、腰だけではなく体全体に影響を及ぼします。
自律神経はホルモンや血液、筋肉あらゆるものに関係しているので、このバランスが崩れるとあらゆる器官に不調をきたします。
ストレスを感じないなんてことは不可能かもしれませんが、少しでも発散させる方法を知っていると良いかもしれません。

その人にあった発散方法を見つけてみてください。

腰痛の外科的療法とは?必要なケースや手術の種類を紹介

腰痛のうち85%が原因不明だとするデータもあり、手術が必要になることが多い椎間板ヘルニアのケースは1割未満ともされているため、実際は腰痛の治療で手術にまで至るケースは少ないです。

腰痛で病院や整形外科などで保存療法や整骨院、鍼灸院、整体、カイロプラクティックなどで施術を続けてみたが、最終的に症状の改善する見込みが得られない時は、外科的な手術が検討される場合があります。

特に外科的な手術をする方は、緊急を要する症状や、時間をかけて保存療法を続ける時間がない方などが該当する場合がほとんどです。

ここでは腰痛を取り除くための外科的療法(手術)を説明致します。

外科的療法とは、手術によって痛みを取り除く根本的な治療方法です。

基本的には薬物療法や神経ブロック療法などをまず行うことになりますが、その他の治療法で効果が出ない場合に外科的療法が検討される場合があります。

外科的療法の一つ目は、頚椎の神経を圧迫・刺激している原因となっている腫瘍やヘルニアといった部分を取り除く方法です。

二つ目は、椎骨同士がずれたり、不安定性になった場合など、椎骨間を固定する方法です、

整体で腰痛を根本治療する方法とは?メリットも解説

腰痛は85%が原因不明だというデータからも、手術をしたがかえって手術をしなくてもよい症例なども数多く報告されています。

腰痛で病院や整形外科などで保存療法や整骨院、鍼灸院、整体、カイロプラクティックなどで施術を続けてみたが、最終的に症状の改善する見込みが得られない時は、外科的な手術が検討される場合があります。

特に外科的な手術をする方は、緊急を要する症状や、時間をかけて保存療法を続ける時間がない方などが該当する場合がほとんどです。

できれば手術は慎重に決めるべきであります。

根本治療をする目的は、症状を取り除くことは勿論のことですが、再発しない体を一度作り上げることが一番重要なことではないかと考えます。

ここでは整体で腰痛を取り除くための治療方法を説明致します。

一般的な保存療法や外科的療法とは別に、鍼灸や指圧などもあり、整体も有効とされています。

整体にはカイロプラクティックという方法があり、これは19世紀に米国で考案された脊椎矯正手技療法になります。

内臓など身体のさまざまな不調は、脊椎骨の配列の乱れによる神経圧迫に起因するという考えに立ち、乱れを矯正して身体機能を回復させようとする方法です。

「亀有ひまわり整骨院」が行なっているカイロプラクティックでは、レントゲン画像や問診・触診をもとに状態を正確に把握し、保存療法ではなく手技療法で根本的な解決をサポートしています。

腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などを原因とする坐骨神経痛に対しても、改善の実績があるので是非ご相談ください。

長引く腰痛には整体での根本治療も試してみよう

腰痛を治す方法には、さまざまな治療法がありますが、主に保存療法や外科的療法、そのほかの方法に分けることができます。

まずは保存治療が一般的ですが、効果が薄い場合は、手術やそのほかの根本治療が必要になることもあります。

手術はハードルが高ければ、長年の臨床経験と理論にもとづいた整体も有効な可能性があるとして、カイロプラクティックの実績が豊富な「亀有ひまわり整骨院」へ問い合わせください。


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この記事を書いた人

大須賀 昭 Oosuga Akira

院長
資格柔道整復師免許(国家資格)

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