寝違えによる首の痛みが長引く原因とその治療法

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「寝違えによる首の痛みが長引く原因とその治療法」

「朝、目が覚めたら首に激痛がある」「振り向くと痛いので前しか向けない」というように辛い寝違えを経験したことがある方も多いのではないでしょうか?

寝違えは、1~2日程度で治るものから、数週間治らないケースもあるので、首を使い辛く不便で厄介なものです。

本記事では、そのような寝違えをどうしたら解消できるのかを分かりやすく解説していきます。

寝違えの原因と治療方法をおさえて、上手く向き合うことが大切です。

それではさっそく、首の寝違えの原因を見ていきましょう。

首の寝違えたような痛みが治らない原因とは?

「朝起きたら首に痛みがある」「振り向くと首が痛い」このような状態は、誰もが一度は経験したことがあるかと思います。

寝違えによる痛みは、1~2日で治るケースがほとんどですが、痛みが長引いてしまい「なにかの病気なのではないか」という不安にかられる方も多いのではないでしょうか?

ここでは、寝違えによる痛みがなかなか治らない原因を解説していきます。

そもそも、寝違えるのは寝方が悪かったことだけが原因で起きるものではありません。

首に負担がかかる寝方をしていた上に、目が覚めたときに急に首を動かすことで寝違えると言われています。

そのため、目が覚めてから急に首を動かさなければ、寝違える可能性は低くなるのです。

よく寝違える方は、目が覚めたときに急に首を動かさないように注意してみてください。

そして、寝違えた痛みは、主に、軽い肉離れを起こしている状態だと言えます。

軽い肉離れのときはだいたい3~5日程度で痛みが緩和しますが、寝違えによって「捻挫」や「神経痛」を起こしている場合はもっと長引くケースも。

とくに、捻挫をしてしまった場合は、1~2週間痛みがとれないこともよくあります。

もし痛みが改善しない時、神経痛、手にしびれを感じたり、腕を動かしにくくなるなどの症状が現れた場合は、専門医への受診をお勧めいたします。

寝違えが長引く理由は私生活にあった!

基本的に、寝違えて首に痛みがあるのは、だいたい2~3日程度です。

しかし、なかには2週間経っても痛みがとれない方もいらっしゃるようです。

そのような、寝違えによる痛みが長引く理由は、私生活に問題があるのかもしれません。

ひどく寝違えやすい状態についてお伝えするので、私生活を見直してみてはいかがでしょうか?

  • お酒を呑んで酔ったまま寝る

お酒を呑んで酔ったまま寝てしまうことで、不自然な体勢になっていることに気づかない方が多いです。

そのまま、熟睡してしまうためひどく寝違えて治りが遅くなる場合があります。

お酒を呑んだ日は、酔いが少し冷めるように風にあたったり、水をたっぷり飲んで、体が麻痺している状態で寝ないように心がけましょう。

  • 寝具があっていない

寝具があっていないことも、ひどく寝違える原因のひとつにあげられます。

まくらに頭をのせて仰向けになったときに、耳の穴の少し前(耳管)と肩の骨(肩峰)が一本のライン上にある状態が最適です。

最近では、ご自身にあった枕を気軽に購入できるようになっているので、枕専門店などに足を運んでみるのもおすすめです。

  • 体が冷えた状態で寝ている

体が冷えている状態は、筋肉が固まりやすいため、血行が抑制されます。

そのため、寝違えるリスクが高くなるだけでなく、痛みが長引いてしまう原因になります。

体が冷える時期は、浴槽につかったり、冷えを防止できるパジャマや寝具を活用してみてください。

体を温めることは、寝違えた痛みを緩和させる効果も期待されます。

寝違えてしまった直後は、冷やすことで痛みが治りますが、痛みが緩和してきたら患部や体を温めて筋肉の回復をサポートしましょう。

左側の首や背中が痛い場合の寝違え対策とは?

日本人は、右効きが多く、右側の筋肉は発達しているものの、左側は筋肉が衰えているケースがあるため、左側の首や背中に痛みがでる方が多い傾向にあります。

睡眠中に、不自然な力が加わり続けて、左側だけ炎症を起こしている状態だと言えます。

しかし、痛みがあまりにも強い場合や、しびれがある場合には寝違えたことが原因ではないかもしれません。

左側だけ強く痛む原因は、「脳血管障害」や「緊張性頭痛」「頸椎頚椎疾患」などがあげられるため、はやめに整形外科を受診しましょう。

それらの病気の可能性が低く単なる寝違えであれば、以下のような対策をとってみてください。

  • 左側に寝返りをしやすい環境を整える

左側に負担がかかりやすいようなので、左側へゴロンと寝返りをしても差し支えない環境を整えるといいでしょう。

寝返りをしにくい環境を寝ていると、筋肉が緊張してしまい血行が抑制されて寝違えやすくなります。

  • 体を温めてから就寝する

体が冷えた状態で寝てしまうと、筋肉が硬直したり、血行が抑制されたりして寝違えやすくなります。

体が冷えないように、全身が温まるパジャマを着用するのもおすすめです。

就寝前にホットドリンクを飲んで、体が冷えないうちに布団に入ることも寝違えを防ぐポイントのひとつ。

寝違えはロキソニン配合の湿布が効く?寝違えで病院に行くべき?

寝違えた日に限って、重要な会議があったり、お子さまの授業参観だったりするケースも多いのではないでしょうか?

そのような時は、一刻もはやく痛みを和らげたいものです。

そこで、ロキソニン配合の湿布を貼ると痛みは和らぐのか気になりますよね。

ロキソニンは、「筋肉痛の消炎」「筋肉痛の鎮痛」に効果的だと言われています。

そのため、筋肉が炎症を起こすことで発症する寝違えの痛みを和らげることが可能です。

しかし、肌に成分を密着させることで肌荒れなどのトラブルを引き起こすケースもあるので要注意。

痛みを和らげたいときだけ、患部に湿布を貼って鎮痛効果を期待しましょう。

次に、病院へ行くべきかお悩みの方も多いのではないでしょうか?

基本的に、寝違えは放っておけば自然と治るものです。

しかし、いますぐ治したい理由があったり、痛みが強すぎて不安だという方は、専門医に診てもらうといいでしょう。

また、寝違えやすい方は首に負担がかかりやすい姿勢が原因かもしれないので、一度整体院やカイロプラクティックで施術をしてもらうのもおすすめです。

寝違えのゴッドハンドとは?寝違えの治療方法を解説

「寝違え」というワードを検索すると、検索結果に「ゴッドハンド」と出るので気になる方も多いのではないでしょうか?

寝違えのゴッドハンドとは、「ゴッドハンド輝式ストレッチ」のことを指します。

整体師の漫画で登場するシーンのひとつで、このストレッチをすれば痛みがすぐに解消することで話題となりました。

実際に、寝違えたときに行うと痛みが和らぐので挑戦してみる価値はあります。

ゴッドハンド輝式ストレッチのやり方

 

  1. 痛い方の腕を体の後ろに引きましょう。
  2. そのまま20秒間キープして2セット行います。
  3. 痛い方の腕を曲げて腰の後ろにセットしましょう。
  4. 20秒×2セット行います。
  5. 腕を肩の高さまであげて体の後ろに引いてください。
  6. 20秒×2セット行って終了です。

痛みがある方からスタートして、痛みがない側の腕も同様に行ってください。

腕を体の後ろに引くときに、肩甲骨を寄せるようにすることがポイントです。

座ったままできる簡単なストレッチなので、ぜひともチャレンジを。

次に、治療方法について解説していきます。

寝違えたときに整形外科を受診すると、痛みの原因をレントゲンやMRIを使用して把握します。

そして、基本的には鎮痛剤を処方されてるので、薬の効果で一時的に痛みが緩和します。

整形外科ではなく、整体やカイロプラクティックへ行くと、寝違えが起きる原因をチェックしてくれるので、今後寝違えにくくなるメリットも。

肩まわりだけでなく、全身の背骨を整えるため、寝違えにくい整った体に矯正してくれます。

 

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寝違えによる首の痛みが長引く原因とその治療法

この記事を書いた人

大須賀 昭 Oosuga Akira

院長
資格柔道整復師免許(国家資格)

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