テニス肘のストレッチ方法と悪化しないやり方

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「テニス肘のストレッチ方法と悪化しないやり方」

テニス肘の治し方で、自分で出来るケアの一つが『ストレッチ』です。

ストレッチは、あらゆる痛みの治療や予防の一環として広く行われています。

その方法も様々ですが、効果も人それぞれ違います。

テニスでは、フォーム、筋力や骨格の違いがありますが、ストレッチを正確に行うことで、治療効果を高めることができます。

それでは、テニス肘のストレッチをご説明致します。

テニス肘のストレッチ方法

テニス肘を治すには、マッサージ、ストレッチ、筋力トレーニング、サポーターの装着など様々な治療法があります。

今回はその治療法の一つで様々な疾患でも自分でできるストレッチによるケア方法です。

ストレッチは、誰でも手軽に簡単に行える有効な予防や治療です。

ですが正しくストレッチを行わないとかえって悪化してしまうデメリットもあります。

今回のテニス肘のストレッチでは、正しいやり方、悪化しないやり方、いつからストレッチを行うべきか?

痛みを早く緩和する方法を解説致します。

テニス肘ストレッチ(上腕骨外側上顆炎ストレッチ)

テニス肘ストレッチ(上腕骨外側上顆炎ストレッチ)はこちらから

テニス肘のストレッチの正しいやり方

テニス肘に関わる上下2関節をしっかり固定し行うことで、強く伸ばさずに最小限の力でストレッチの効果を引き出すことが可能です。

ストレッチで一番犯しやすい間違いが、関節をしっかり固定した状態で、段階をおいて行うことが筋腱付着部を痛めず、ストレッチを効果的に行うことができます。

正しいやり方で行われていないことで、効果を期待できず、かえって悪化することになります。

テニス肘のストレッチで悪化する理由

患部に炎症が強い場合にストレッチを行う。

無理に引っ張るように行う。

伸ばす時間が長すぎる。

患部が冷えた状態で行っている。

以上がストレッチを行う際に気を付けるべき要点です。

ストレッチはいつから行うべき?

急性期の炎症が治まってから、行うのが一般ですが、何度も繰り返し炎症を起こしている状態の場合、慢性期でも急性と同様な炎症の時があります。

このような場合にストレッチを自己判断で行うのは非常にリスクを伴いますので、出来れば一度専門家に診てもらってから、行うのが賢明かと思われます。

テニス肘の痛みを早く緩和する方法

テニス肘を早く緩和する方法には、アイシングとテニス肘専用のサポーター装着が効果的です。

なぜ冷やすのか?正しいアイシング方法とは

冷やす効果には、患部の痛みと腫れを除去する作用があります。

冷やす時間は、15分を1回として、1日3~5回程度時間をおいて行います。

インターネットで『テニス肘』で検索すると痛みが出た時はまずは冷やしましょう!と書いていることが多いと思います。

これは間違いではないですが、何でもかんでも冷やせばいいということではありません。

炎症がひどく、痛みが強い場合やテニス肘のテストで陽性の場合、手首を動かした時の動作時痛などがある時は、冷やすことで痛みが引きやすくなります。

冷やすタイミングとしては「手首や指を酷使して肘に炎症が起きて触った時に熱感がある時」や運動後、日常生活で指や手首を使った後に冷やすとよいです。

一般的には、急性期の炎症時に、冷やす必要があります。

しかし慢性的になっている時でも冷やした後に温めてから筋肉をマッサージした方が痛みは軽減してきます。

夜はお風呂等でしっかりと温まるようにして下さい。

テニス肘専用のサポーター装着する

テニス肘にサポーターは効果的?と思われる方もいらっしゃいますが、サポーターは付けた方が痛みを早く緩和することができます。

仕事でずっとパソコンを使う方や手先の作業が多い方、物を持ったりすることが多い仕事の方はなかなか肘を休ませてあげることが出来ません。

そういった方に少しでも肘の負担を抑えて、肘を休ませてあげるためのエルボーバンドと言う、テニス肘用の専用サポーターがあります。

少しでも肘の負担を減らしてあげるためには効果的です。

すが、エルボーバンドに関して注意点が2つあります。

1つは、しっかりと適切な場所に装着してあげることです。

2つ目は、装着している時間になります。

個人差にもよりますが作業しながらになると2~3時間が限界かもしれません。

あまり長時間の装着は避け、時間を見てベルトは外して、再度時間をおいてから装着してみることです。

テニス肘の治療では、エルボーバンド サポーターをすることで痛みの軽減、肘の負担も減らすことが期待できます。

まとめ

テニス肘のストレッチは、痛みところだけを伸ばすのではなく、手首、前腕、肘までの筋肉の走行と起始停止を正しく理解した上、行うことで効果を高めることができます。

やみくもに、伸ばすのではなく、上下2関節をしっかり固定し行うことで、強く引っ張らなくてもテニス肘のストレッチを行うことができます。

テニス肘を治すには、ストレッチ以外にもマッサージやトレーニングを併用して行うことで、良い結果が得られます。

ストレッチをしても改善する気配がない時には、一度専門家に相談してみることです。

 

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この記事を書いた人

大須賀 昭 Oosuga Akira

院長
資格柔道整復師免許(国家資格)

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